優しさ・正しさで、苦しむ苦しむ
松原靖樹コラムから秘書がピックする今日のイチオシ。本日はコラム『優しさ・正しさで、苦しむ苦しむ』です。
日常でも、個別コンサルティングをやっていてもよく感じることがあります。
優しい人や正しいことを守る人ほど苦しくなるということ。
優しい人は優しいことに、
正しさを守る人は正しさに、
それぞれよく気がつきます。
そこに価値観があるからです。
価値観があると視点が生まれます。
視点が生まれるのでよく気がつく、のです。
そして「よく気がつく」ということそのものが、
自分を苦しめる苦しめる原因になることがよくあります。
なぜなら自分には価値観があるため熟練しているのに、
他の人にはその価値観がないから劣っているわけです。
だから必然的に、劣っているところに気がつくわけです。
劣っているということは、至らないということです。
至らないというのは、自分の価値観を基準にして至らないということです。
そして人によっては、
「優しい」とか「正しい」という素晴らしい価値観を持っているそのことのために至らないところをどうにかしたくなって、勝手に自分で自分を苦しめます。
例えば人に指摘したり、変えようとしたり、
場合によっては批判、非難したりします。
そうなると相手はもちろんですが、結局自分が苦しく苦しくなります。
ちなみに、
主にコミュニケーションを中心にした人間関係に問題が起こります。
逆に言えば、
人間関係に問題があるときは、
自分の美しい価値観を疑ってみることも考え方としてはありです。
その場合の対応は色々ありますが、
まずは自分がどの価値観によって苦しんでいるかに気がつくことです。
気がつくだけで解消されるものもあります。
もう少し本格的に取り組むのなら、
一度その価値観をやめてみることです。
価値観をやめるというのはなかなか難しいです。
これまでの自分を否定する気になるし、
自分を支えていたエトセトラが全て崩れ去るような感じがします。
不安も湧いてきます。
しかしやめてみることです。不安は避けるのではなく味わいます。
やめてみれば全く違った世界が見えてきます。
もう一押しすると、
「やめてみる」習慣を身につけると爆発的に成長します。
この2つのパターンをたまに逆にしてみると
これまでに見えてこなかった世界が顔を覗かせます。
少なくとも、全く解決しなかった問題の絡まった糸がほどけはじめます。
心が苦しい苦しい状態のときに試してみるといい方法の1つです。
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