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純粋に秋を楽しむことが・・・できない「理由」

■昨年はいい気分で過ごせたのに・・・?


今年の黄葉と紅葉

ちょうど1年前。10月半ばから11月半ばまで旭川にいた。
「肌寒い」と「寒い」の中間ぐらいの気候を毎日喜んでいた。

旭川駅裏の、忠別川沿いのひらけた公園・・・・いつも出没している場所と、そこから歩いて3分のスタバと別の開けた場所にヘビロテしていた。
空気は澄んでいるし、雑音はしない。
木々は赤くなったり黄色くなったりして、空気の張り詰めた感じと相まって「なんていいところなんだ」と何度口にしたかわからない独り言を言っていた。

そのうち公園の冬支度が始まった。
植物が抜かれて整備され、木に覆いが掛けられた。数日後ベンチがブルーシートで覆われた。
北海道、というか雪国の冬支度はシビアでかつ整然としていた。

11月半ばまで過ごし、その後フィンランドに移動した。


■なんだか秋まで非常に寒い気がする


昨年同時期の深夜に撮った旭川駅

北海道の冬を経験したことはない。
旭川は下手するとマイナス20度は堅い、のだそうだ。
昨年フィンランドで冬を過ごして大体マイナス10度〜マイナス15度だった。
もちろん寒いし、冷えるし、凍るし、雪は積もりまくるけども、生活が困難になる程ではなかった。

もしかすると旭川の冬の方が厳しいかもしれないが、ともあれ
「その厳しい冬のことが頭の片隅に残っていると秋が全然楽しめない」のだ。

少しは先のことを考えて何を買わないといけないか?などと思うこともある。だが、そんな先取りの心配はあまりしない。
それよりも、多分に感覚の話になるんだが、
極寒が来ると知っているだけで、なんだか秋まで非常に寒い気がしてくるのだ。

昨年の今日、初雪が降った。
昨年はそれすら「寒くていい感じだな」と思っていた。

今年はまだ雪が降らない。
今年はそれすら「これから極寒になることを考えるともう寒い」と感じる。

人の気持ちはかくも不思議なものなのだな。



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