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【日記】少し考えさせられたこと

大袈裟な話ではないんだが。
先日新しくお客さんになった方が美容師で、ちょうど東京日程の予定に合うところで「カットしませんか?」と誘いを受けた。ただメッセージをもらっただけではなく、見本となる写真を2種類つけてくれて、どちらも
😎「お、結構いいかも」
むしろそうしてみたい、と思えるような見本だった。
いいところを突いてくるというか、よく考えられているというか。

ただ、すでに別の美容室で予約を入れていたので断った。
と、書くと「もう先約あるから結構」と言っているようなのだが、もしただの先約だったらすぐ変更していたと思う。
なにしろ、20年以上前に初めて通い始め、昨年10月にブランクが5〜6年で久しぶりに行ったところを予約していた。

しかしそこでふと考えた。
これは馴染みのあるところで、かつもう予約を入れて「やると決めたのだから」→もう変えられないもんねという状態に陥ってるんじゃないか?と。
心理学では先行心理とか、一貫性の法則とか、その他諸々の理屈で説明できるけど、ともかくも一度落ち着いて考えてみた。

で、結局答えは変わらないんだが、これが諸々理屈でそうしたのか、それとも自分で選んだのか、正直なところはっきりしない。
いや、
別にこんなことで人は考えないだろう。
先に予約したから、
手間が増えて面倒だから、
知っている人の方が優先度高い、
単純明快な理由で元の選択を選ぶに違いない。人はそうできている(ところがある)。

だが、俺はそういう考え方は嫌いで、ただ流されるように生きるのは性に合わない。
全然別のnoteの投稿で認知負荷・・・・という書き方はしていなかったけど「人は情報が増えると考えなくなるという」ことについての記事を見かけた。
有名な話なのでそれ自体は珍しくない。ただ、いつも思うことなんだけど、2〜3つの情報なら重視するし選べる。20や30になると軽視するようになり選べなくなる、情報量が多いというのはよろしくないのだ!・・・・という初動理論は、果たして情報の扱いに慣れ、訓練を積んでもそのままなのか?→そんなわけがない、ということに誰も触れないのはどうしたわけだろう??

ほとんどの説で「脳は負荷を嫌う」そういうものなのだ→だから情報多いと良くないのだ、とまとめ上げられる。誰がどう考えてもおかしい。
なら株のトレーダーは20や30やときに100の情報を駆使しないのか?車の整備工は?マーケッターは2、3の情報を扱って結論づけるのか?
その次が「あり」かつ「状態が変わる」のに、さも普遍の法則のように語られる初動心理や初動理論が正しい、みたいな空気を醸し出すのは詐欺とまではいわないが、情報操作と言ってもいいんじゃないか?と思ってる。

ともあれ、美容室は当初のところに決めた。
自己情報操作によるものか、情報分析による冷静な判断かはわからない。


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