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ライターはAIに駆逐されるか。

諸君 私はライティングが好きだ
諸君 私はライティングが好きだ
諸君 私はライティングが大好きだ

小説が好きだ
エッセイが好きだ
新聞記事が好きだ
雑誌記事が好きだ
抒情詩が好きだ
俳句が好きだ
短歌が好きだ
歌詞が好きだ
キャッチコピーが好きだ

平原で 街道で
塹壕で 草原で
凍土で 砂漠で
海上で 空中で
泥中で 湿原で

この地上で行われる ありとあらゆる文筆活動が大好きだ

というライター(あるいはライター希望者)は多いでしょう。

しかし、多くのライターはAIによって駆逐されると考えています。というのも、AIの精度は年々向上し、普通のライターが書く文章と変わりがなくなってきたからです。

特にニュース記事やプレスリリースを始めとする形式が決まっている文章を筆頭に、私たちの求人広告、多くのWeb記事は近い将来、AIに代替されると考えています。

結論を言えば、生き残るライターは「個性を持った」ライターです。分かりやすい例を言えば、ヨッピーさん、ロケットニュース24のGO羽鳥さんやあひるねこさんなど。

文章を書くこと自体は、もはや誰にでもできる時代になりました。単なる情報伝達の手段としての文章であれば、AIが十分に役割を果たしてくれます。

では、価値のある、人間にしか書けない文章とはなにか。

それは「ある視点」から書かれた文章です。そして、「その視点」が多くの人に共感され、ウケる文章です。同じ宝くじの記事でも、当選確率や当選しやすい方法などの記事より、実際に買ってみたというほうが閲覧されやすい傾向にあります。

自分が思ってもみなかった視点から、面白いことを言われるから、人は文章に価値を感じるのです。

その点で、小説や脚本、詩などは、まだAIに置き換わらないと思いますが、ボーカロイドのケースを考えると、創作活動も人間しかできない、というわけでもない時代に入りつつあります。

現状、さまざまな制約からライターが求人広告に登場する、一人称で語る、というのは好まれていません。

今後、Wantedlyの「共感採用」のように、もっと企業の内面に踏み込んでもよいのではないと考えています。そのときに、求人ライターの視点はものすごく重要になるはずです。

どの視点から起業や職業を見て、どう語るのか。もう一歩踏み込んで、現状よりも自由な求人サイトが求められるとも思っています。

それは求人サイトだけでなく、多くのWebサイトにも求められると考えています。今後、ライターはそのような世界観でしか生き残れないのではないでしょうか。

よろしければ、サポートをしていただけると嬉しいです。サポートが今後の活動の励みになります。今後、求職者・人事担当などに有益な情報を提供していきたいと考えています。