ダイエット生活を30週間続けた話

話したいこと

ダイエットをしている。普段ならすぐに諦める私が、30週間継続できたことを記念して、なぜ継続することができたのかを考えてみる。

ダイエットの成果については別途記事に書いているのでそちらを参照。

私について

30代前半の一般的な会社員で、独身で一人暮らしをしている。昔から太りやすい体質だが、ガッツリ運動をしていたのは高校の部活まで。それ以降は気をつけて生活をしながらも気づいたら10年ちょいの間で10kgくらい増量していた。

きっかけ

ダイエットをしようと思ったのは、ちょっとお高い服を買いに行ったときだった。ジャケットを試着した際、着丈や肩幅は合うのだが、腹回りがきつかった。今まで"私は普通体系である"と自分に言い聞かせてきたが、現実を突きつけられた。これが私のダイエットの始まりだった。

最難関は継続すること

過去にダイエットの経験はあったが、何らかの理由によって途中でやめてしまっていた。

過去の失敗を踏まえ、どう痩せるかを考えたとき、私は以下の条件を満たす必要があった。

* お金がかからないこと
* 平日の仕事終わりにでもできること
* 体調を崩さないこと

これらは全て"継続する"ことを目的とした条件である。

過去にダイエットを諦めた理由を考えたとき、ジムに入会はしたが全然通えなかったり、途中で体調を崩してやめてしまったりしていたことを思い出した。体調を崩すことで余計に痩せたりはしたが、そんなのはすぐに元通りになった。

つまり私にとってのダイエットは、"如何に継続するか"という話になる。一朝一夕で痩せられるわけがないということに、ようやく気づいた。

ダイエット方針

ダイエットの方法はインターネット上にもたくさん情報がある。その中でどういう戦略で痩せるかを考えた。ただやみくもに言われてることを全部やってもツラくなるので、私は以下の方針をとることにした。

* 筋トレによって筋肉量を増やし、基礎代謝をあげる。
* 食事面での厳しい制限は行わない
* "ダイエットそのものが嫌にならないこと"を最優先で考える。

持続可能なダイエット計画:食事編

これは必要以上に減らさず、しっかり食べること。
ただし何でも食べていいわけではなく、食事の内容はちゃんと考えるようにした。糖質は少々控えめにし、タンパク質が中心となるように調整した。

具体的にはサラダチキンや卵、野菜、キノコ類。コンビニの商品でも、糖質が多いものは控えるようにした。コンビニでもタンパク質量をウリにしている商品が増えてきたので、その辺りは何度も購入している。

大好きなスナック菓子は、ダイエットを始めて以来食べてない。ただし月に数回はハンバーガーを食べたり某有名チェーン店のドーナツを食べたりもしているので、プラマイゼロな気はしている。

どうしても甘いものが食べたくなった場合は、プロテインバーやギリシャヨーグルトなど、タンパク質が摂れる食べ物で補うようにした。

持続可能なダイエット計画:運動編

これが一番面倒。
学生時代は運動部に所属していたが、ダイエットでよくあるランニングなどの運動が昔から大嫌いだったので、今回はこれらはやらないことに決定した。

その代わりに、毎日スクワットを50回やることをノルマとした。他の部位のトレーニングもやるべきなのかもしれないが、そんなに一気にやっても絶対に続かない。何度も言うが"継続する"ことが最重要でなので、嫌になるようなことはできるだけやらない。ただし何もやらないで痩せることはできないので、人体で一番大きな筋肉と言われている部分を鍛えられるスクワットを選択した。

慣れてくるとスクワット50回くらいは余裕でできるようになってくる。そうなったタイミングで回数を増やしてみたり、別のトレーニングを導入してみたりした。

私は性格上サボり始めると止まらなくなるので、最低限やると決めたこと(私の場合はスクワット50回)だけは疲れていてもやることにした。追加メニューは最悪削っても構わないと思う。

継続可能なダイエット計画:モチベーション編

ダイエットをしていて一番陥りやすい精神状態は、「もういいや」という気持ちだと思う。痩せても誰かに褒めてもらえるわけでもないし、誰かに「痩せた?」と気づいてもらえないことだってある。

そこで、私は1週間ごとの記録を公開してみた。記録することによって1週間の変化を可視化できるので、効果を実感できるというメリットがある。測定自体は毎日しているが、毎日100g単位での変動に一喜一憂するのは精神衛生上よろしくなさそうなので、1週間という単位で記録するようにしている。

その週に気をつけてみたことや試してみたこととその効果を考え、次の週に何をやってみるのかを考えるのは、個人的には楽しかった。

もちろん体重が減らなかったり増加したりする週もある。そういうとき、私はその週に頑張ったと思うことを挙げてみたり、シンプルに愚痴ってみたりすることでストレスを溜めないようにした。

公開する場をnoteにすると、毎回1人か2人くらいの筋トレ系アカウントの人がいいねを押していってくれる(#筋トレ のタグから覗いてくださっているものと推測)ので、承認欲求も若干満たされるし、「あ、こいつダイエットやめたな」と思われたくない気持ちも生まれる点がよかった。

継続可能なダイエット計画:言い訳編

よくある言い訳として、「つい食べちゃう」というフレーズがある。私はこれが好きではない。

私はどうしても夜に食べたくなってしまった場合は、「自らの意思で食べるという選択をする」ことにしている。

「つい食べちゃう」というフレーズは、食べるという行為が不可抗力によるものであるかのように表現することで、自分に責任がないかのように思い込ませてしまうと思う。それではダイエットは続かないし、毎日「つい食べちゃう」を発動することになってしまう。

「自らの意思で食べるという選択をする」ことによって、責任の所在は自分になるし、「ここで食べたから明日は運動量を増やそう」とか「明日はカロリーを意識した食事をしてみよう」という発想に繋がると思っている。

(少なくとも私は、という話です。)

まとめ

いろいろ書いたがまだ私もそれほど結果を出しているわけではない。週次の記録で思うように体重が落ちずに愚痴を記事に書いているレベルだ。

が、これからダイエットをしてみようと考えている人の目に留まって、「こんなやつでも痩せられてるんだな、頑張ってみようかな」と思っていただけたら嬉しい。

コロナ太りという言葉が話題になったが、次はコロナ痩せの時代にしていきたい。

私も目標体重までもう少しなので、引き続き頑張る。

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