日本脱出して国ガチャを引くべし・綾辻光彦

2000年代に日本からシンガポールに渡り、今は事業をやりつつ複数の国でのんびり暮らして…

日本脱出して国ガチャを引くべし・綾辻光彦

2000年代に日本からシンガポールに渡り、今は事業をやりつつ複数の国でのんびり暮らしている自分が、日本脱出できる方法を備忘録として書き溜めていきます。グレートリセットが起ころうとする今、少なくとも2カ国以上に住む権利を持つことをお勧めします。

最近の記事

日本脱出した人の色恋の優先順位は高い?

外国に住んでいる日本人は色恋(恋愛とも言う)の優先順位が高い。これは日本という衆人監視の環境から解き放たれることと、素の性格が出て野生の本能を呼び起こされる影響だと思っている。なお30代以上を対象とした印象なので、もっと下の世代についてはイマイチ自信がない。 先日、外国でビザを取るのに学歴や職業、金が大事だと書いた。しかしそれらを覆す必殺技が1つある。それが「住みたい国の人間との結婚」だ。鶏が先か卵が先か、その国の人と国際結婚をして外国に住んでいるケースは多い。特に日本人女

    • 人生の稼ぎの「ピーク」をいつ迎えるのか?

      人生1回きりであるので長期的なビジョンも必要である。その上で「いつ稼ぎのピークを迎えるか」をプランニングする重要性を説きたい。 昭和の時代は年功序列・生涯雇用という文化があったから、収入額は20代<30代<40代<50代であった。若いうちは我慢して、歳取って偉くなったらその分回収しましょうというコンセンサスが敷かれていた。どう考えても持続可能な仕組みではない。しかしインターネットも無い時代はそれでなんとかなると信じられていた。35年ローンを組んで家を買い、我慢して勤め上げれ

      • 日本で生きるということは、既得権益側に入るための戦い

        日本で生きるということは基本的に既得権益側に入れるかどうかの戦いである。 既得権益とは何か。有り体に言うと最初努力してある立場を手に入れ、後はそれを守ることで成り立つ仕組みである。例えば会社に入って出世して権限を手に入れたら、結果を出さなくても立場が守れるよう立ち回るとか。経営者なら大企業から仕事をもらって、中抜きして下請けに回す仕事を続けるとか。気がつくと多くがそのように回っている。 戦後に経済がどん底で人口ピラミッドも極端に若者に偏っていた頃は、生産力の上昇と共にうま

        • 日本脱出マニュアル〜2. 自分の持っている能力を把握して移住ゲームに臨む

          生まれた国以外で暮らすには居住許可=ビザが必要である。あまり詳しく知られていないがこのビザ取得が国ガチャを引く上での第一ハードルとなる。なおビザには居住許可と就業許可があるが、長期的に住むという意味で就業許可を念頭に書くこととする。 ひとたび日本を出てしまうと、自分が何者であるかを知る人はいない。地位も名誉もリセット、裸も同然である。自分を説明するには ・年齢 ・学歴、資格 ・職業 ・資産 くらいしか判断基準が無い。貴方が素晴らしい人格者だろうと、周囲ではちょっとした有名人

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          日本脱出マニュアル~1.国ガチャは何度でも引き直せる。

          「国ガチャ」は何度でも引き直せる日本では「親ガチャ」という言葉があるらしい。親が裕福・まともであるかそうでないかにより、子どもの将来が大きく変わってしまうという意味である。また遺伝的に劣った容姿や体などを背負ってしまうと、スタートラインで弱者になってしまい挽回が簡単ではないという意味でも使われているようだ。 確かに親は選べない。親というのは唯一無二の存在であるので、ハズレであると自分が言い張ればそれは真実となる。「うちの親なんて口うるさいだけで全然理解してくれないよ」「いや

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