言葉を編んでいく
気づけば、新居に引っ越してきて、1年が経ちました。この場所ですべての季節を過ごしたんだなぁと思うと、なんとも言えない味わいや、時間の不思議さを感じます。
ずっと前から住んでいたような気もするし、でも知らないこともたくさんあります。
書くことから遠ざかっていた私だけど、書くことへの憧れは、いつもそれとなく身近にありました。「書いている自分への憧れ」なのかもしれません。
同時に、いつも書くことへの怖さも感じます。何かを選ぶことで、それ以外のものと分断される。それは一時だったとしても、書くことや「言葉にすること」に対して、怖いなぁと思う自分もいます。
でも、この感覚は忘れずに持っていたい。
この恐怖は、「言葉を編んでいく感覚」の元となるものかなと、思っています。
言葉だけじゃなくても、編むような感覚、というのを大事に感じている、はじめての時。
それは、丁寧な暮らしとも少し違ければ、何かへのアンチテーゼとも違っています。
「怖いなぁ」という感覚を、攻撃性に換えずに、着実に「編んでいく」ということ。
それを今、はじめてみたいです。
パートナーが私に言ってくれたこと。
言葉の選び方が好き
その言葉が嬉しくて、そのことも少し、私を書くことへと向かわせています。
そっと背中を押してくれてもいるし、支えられてもいる。
私の編む言葉も、そういったものであれたらと思います。
喫茶店で飲むコーヒーのような文章。
ありがとうございます!嬉しいです!