初恋…。 memory2
小学生の頃の恋の記憶。
恋というか、この頃は女の子を好きか、なんとも思えないかのどちらかだったと思います。
何をして遊んでいたのだろう。
小学1年生の時に引越しをして、「新しいお家に神様が来るよって」母に言われて、家で神様を待った。当然、神様なんて来るわけでもない。
新築のお祈りに来たどこかの宮司さんと思います。しかしその様相から私は神様と信じ、友達に話したらすごくバカにされた。
すこしイジメにもあった。友達から絶交という言葉を言われると言い返す言葉は無く。自分から友達を遠ざけた。
小学3年生になり、クラスの入れ替えがあった。
学校は全部で7クラス、人も多い分知らないひとばかり、よく遊ぶ特定の友達はいなかったから、なにか嬉しかった。
あたらしい友達ができるのか、あたらしい遊びが増えるのか、
そんな中、僕の初恋の人が現れました(*'▽')
その人は、担任の先生です。(笑)
はい、先生が好きになりました。
とても優しくて、笑顔が素敵で、怒らなくて、とてもいい先生で、学校に行くのが楽しくて仕方がなかった。
けど、なんということでしょう…。夏休みが終わって、学校に来なくなりました。妊娠され寿退社です。
子供の自分は妊娠も結婚の意味も分かりませんでしたが、もう会えないのかと寂しくなりました。学校からいなくなったので卒業アルバムにも写真はありませんが、あの笑顔はしっかりと僕の記憶に残っています。
人を好きになることを初めて気づいた。
人がいなくなることに初めて寂しさを感じた。
A先生ありがとうございました。あなたの記憶はしっかり残っています…。
今は何をしていらっしゃるのでしょう。
ご健康をお祈りしています。
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