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ミドルクオリティ戦略:ちょうどいいを目指す

noteを楽しんでいる方々の多くは自ら記事を執筆し、毎日もしくは毎週noteを更新してると思います。個人的には、クオリティを維持し続けながら、毎週更新を続けるのは大変だなと感じます。

みなさんはどうなんでしょうか?(良かったら教えてください)

私も3年半以上noteを毎週投稿してきて、忙しいときは記事が枯渇して必死に書いていることもあります。ここで一度立ち止まって再びクオリティコントールについて考え直そうかなと思います。

実はこれまで2回ほどnoteを継続するうえでのクオリティコントロールについて考えてきました。

はじめは、なるべくハードルを下げて、低クオリティでいいから続けること目的としようといい、そして2回目はそれでもやはりクオリティは高いに越したことはないよね、といった話をしました。

毎週欠かさずnoteの投稿を続けていると、嫌でも記事のクオリティのことをは考えてしまいます。

やはり、忙しい中執筆していると、読んでもらうためのクオリティの確保と継続するためにクオリティを十分に上げられないジレンマを抱えてしまうものなんです。

そんな中で今のところ行きついた策が、タイトルにもなっているミドルクオリティ戦略です。

ミドルクオリティ戦略

簡単に言えば、中程度のクオリティの記事で、それなりの頻度の更新を継続するという戦略です。

noteはTwitterと異なり、ストック型のコンテンツになります。これはYoutubeやPodcastと同じようにその場限りではないので、1年後もしくは数年の時を経て新しい人たちに見つけてもらうことも可能です。

一方で、noteはSNSに近い側面も持つことから映画や小説とは異なり、投稿を続けていかなければ、自分という存在を認知してもらうことができません。何かのきっかけでバズってスキ数が1万を超えるような記事があればまだしもそうでなければ埋もれてしまうのが現実です。

つまりクオリティの前に考えなければならないのは投稿頻度ということになります。こちらは定量的に決められるので、定性的になりやすいクオリティよりも決めやすいですよね。

頻度という指標で考えると、高い順に

  • 毎日

  • 2, 3日に1回

  • 週に1回

  • 2週に1回

  • 月に1回

  • 不定期

といった具合でしょうか。

おそらく2週以上間が空くと、読者から見て不定期投稿かと思われるかもしれません。一方で毎日投稿は日記でもない限りかなり難しいでしょう。

とはいえ、YoutubeでもPodcastでも同じように毎日投稿しているとプラットフォーム内での露出度が増えます。noteで多少なりともプレゼンスを残すには毎日は無理でも最低週1投稿は避けられないのが現状といったところでしょう。

つまり、その頻度を固定したうえで、クオリティをどこまで上げられるのかが課題になります。

クオリティはそう簡単に上げられない

日々の訓練により企画力や文章力は上がっていくと信じていますが、残念ながら情報収集には必要最低限の時間がかかり、限界が存在しますよね。

稀にハイレベルな文章を毎日投稿するような猛者もいますが、普通の一般人には到底真似することができません。

それでは、どのようにクオリティを考えれば良いのでしょうか

当然ですがハイレベルな記事を連続投稿するのは現実的ではありません。情報収集から執筆まで4時間かかると仮定しても1日の6分の1も使うなんて一般社会人には非現実的です。

そこで目を付けたのが記事のミドルクオリティ化です。

クオリティは上げすぎないが、必ず毎週投稿する。そうすることで、読んでくれるやさしい読者を一定数維持することができ自らのモチベーションにもつながる、といったところです。

初めからクオリティの上限を決めておけば、そう悩むこともありませんからね。

また全ての記事のクオリティを100点中50点のレベルにすると成長がありません。多少強弱をつけて60点の記事と40点の記事を半々にすることで、自分の能力を底上げするといいのかもしれません。60点の実力をつければ、気づけばそれがベースラインになります。時間というリソースが使えれば、さらに上のレベルに挑戦できるようになるでしょう。

生成系AIの利用

クオリティを上げるにはやはり時間が必要です。

時間をかけずにできるようになる人はいません。これは習い事でも勉強でも同じでしょう。効率と言う言葉は嫌いではありませんが、スキルをつけるためには時間を投資する必要があります。

数年前までは考えられませんでしたが、現在は生成系AIという強い味方がいます。50点の記事を60点に底上げするためのアドバイザーとしても利用できますし、30点の記事を爆速で仕上げて40点にすることもできます。

どちらにしても自分の時間を投資せずに技術を使ってクオリティの維持を実現できるのが大きなポイントです。

  • 投稿頻度に軸足を置く

  • ハイクオリティと最低限ロークオリティの記事をバランス良く作り平均としてミドルクオリティを目指す

  • 生成系AIを使って質を底上げし、浮いた時間を自分のスキル向上に使う

これらの3本柱で継続することで、noteを楽しむことができるのかなと思います。

最後に

これまでクオリティについての記事を書いてきたように半年後にはまた違ったことを言っているかもしれませんね。

でも、その変遷も併せて楽しんでもらえればと思います。

少し話が飛びますが、noteは私にとって1つの社会実験だと思ってます。
これは有名教育系Youtuberや人気学術系Vtuberといった華のある人たちだけでなく、私のような一般人のモブがどこまでできるの挑戦です。

つまり、この取り組みは全ての人に汎用的なメソッドの確立も目指しているわけです。そのため私はあくまでニッチな専門領域の記事を書き続けます。

限られたパイを奪いに行くのではなくて、将来似たような発信活動をやってみたい人々が出てきたときにパイが広がらなくては意味がありませんからね。

教養とエンタメが混ざり合った世界で、1人1人が専門分野を楽しく語り、また1人1人が聴衆にもなる。そんな世界ができたらきっと面白いですよね!

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