【GIU 6】日本語解説 Past Continuous 過去進行形の意味と使い方
１、動作を始めてからまだ終わっていない
過去進行形の１つ目の意味として「まだその行動・動作が終わっていない」があります。
ある時間や別のアクションによって中断された過去の継続的なアクションを表現する文法です。
例えば、カレントとジョーさんがテニスをしていました。
テニスを１０：３０から始めて、１１：３０に終えました。
なので１０：３０に彼らはテニスをしていた、ということになります。
They were playing in the middle of playing they had not finished.
テニスをしている途中、テニスをしており、まだ終わっていない。
I was doing something = I was in the middle of doing it at a certain time.
特定の時間の真ん中でしている
The action or situation started before this time, but had not finished.
以前に始まり、過去のある時点でまだ終わっていない
by Raymond Murphy
Unit 6
下記に、過去進行形の時間軸が分かりやすく表記された表がありますのでご参照ください。
過去進行形の作り方
主語＋be動詞 ~ ing
He was playing tennis
She was playing tennis.
It was playng tennis.
We were playing tennis.
You were playing tennis.
They were playing tennis.
ちなみに、過去進行形で使われない単語がいくつかあります。
know, want は通常、進行形 ( is ~ ing, was ~ ing )を用いません。
以下は例文です。
I was walking to the store when it started raining. （私は店に歩いていたとき、雨が降り始めた。）
They were playing basketball when I arrived at the park. （私が公園に着いたとき、彼らはバスケットボールをしていた。）
She was studying for her exam when her friend called her. （彼女は友達から電話が来た時、試験勉強をしていた。）
He was cooking dinner when he realized he was out of onions. （彼は晩御飯の調理をしていたとき、玉ねぎが切られていることに気づいた。）
The dog was barking at the mailman when I opened the door. （私がドアを開けたとき、犬は郵便配達人に吠えていた。）
They were watching a movie when the power went out. （電源が落ちたとき、彼らは映画を見ていた。）
I was driving to work when I saw a car accident. （私は仕事に向かう途中で、車の事故を目撃した。）
She was talking to her boss when her phone rang. （彼女は上司と話をしていたとき、電話が鳴った。）
He was running a marathon when he injured his knee. （彼はマラソンを走っていたとき、膝を負傷した。）
The band was performing on stage when the fire alarm went off. （火災警報が鳴ったとき、バンドはステージで演奏していた。）
２、過去形と過去進行形の違い
過去形(Past simple)と比べると、過去進行形(Past Continuous)は「動作の途中」
過去進行形(Past Continuous)は、「完了した動作」
by Raymond Murphy
Unit 6
過去形と過去進行形は、英語の文法において非常に重要な役割を果たしています。以下は、それらの使い分けについての説明と例文です。
過去形は、完了された過去のアクションや事実を表現するのに使われます。例えば、
I went to the store yesterday.（私は昨日店に行った。）
She finished her homework before dinner.（彼女は夕食前に宿題を終えた。）
一方、過去進行形は、ある時間や別のアクションによって中断された過去の継続的なアクションを表現するのに使われます。例えば、
I was studying for my exam when my friend called me.（友達が電話をかけてきたとき、私は試験勉強をしていた。）
They were playing soccer when it started raining.（雨が降り始めたとき、彼らはサッカーをしていた。）
つまり、過去進行形は、過去のある時点で継続していたアクションを表し、進行中であったことを示します。
また、以下のような場合でも過去進行形を使うことがあります：
過去に何度か繰り返されていたことを表現する場合
I was always forgetting my keys when I left the house.（家を出るときにはいつも鍵を忘れていた。）
以上のように、過去形と過去進行形は、英語の文法において重要な役割を果たしています。適切に使い分けることで、より正確な意味を伝えることができます。
３、過去形と過去進行形の１文内での使い分け
・他の動作 ( 過去進行形 past continuous )をしている間に起きたこと( 過去形 past simple )には過去形を使える
・しかし、あることが起こった後、別のことが起こったと言うときは、 過去形 ( Past simple )を使います。
例文です。
1. Matt phoned while we were having dinner. 夕食中にマットから電話があった
2. It was raining when I got up. 起きたら雨が降っていた
3. I saw you in the park yesterday. You were sitting on the grass and reading it. 昨日、公園であなたを見たわ。芝生に座って読んでいたね。
by Raymond Murphy
Unit 6
１番目の例文の状況としては、夕食をすでに食べ始めて、まだ食べ続けている間にマットが電話がしたということです。
時間軸を考えると、食事を食べ始めた→電話をしたという流れになります。
その場合、後から過去に起きた出来事は「過去形」にします。
食事をし始めてまだ食べている最中の時間軸の上に、マットが電話をした出来事がぽんっと重なったイメージができます。
２番目の例文の状況としては、すでに真夜中から降り始めていた雨に、起きたら気づいたという状況です。
時間軸を考えると、雨が降り始めた→起きたという流れになります。
雨が降り始めてまだ降っている最中の時間軸の上で、起きたという出来事が重なっています。
３番目はの例文の状況としては、公園の芝生の上に座り始めて座り続けている人を、通りすがりの人が見かけたという状況です。
時間軸を考えると、公園で座り始めた→通りすがりの人が見かけたという流れになります。
公園で芝生の上に座り始め、まだ座っている時間軸の上で、通りすがりの人が見かけたという出来事が起きたという流れになります。
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