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【GIU 19】日本語解説 未来の意味を含む現在進行形と現在形

未来の意味を含む現在進行形の使い方

現在進行形は、現在進行している物事を表すだけではなく、未来の意味を含んだ表現に使うこともできます。

すでに決まっている予定、手配が済まされている事柄に使う

例えば、友人に「今週末はなにしてるの?」と聞くような時にも現在進行形を使うことができます。

What are you doing this weekend?
今週末は何をするんですか?
I'm going to hiking.
ハイキングに行きます。

Are you working tomorrow?
明日仕事あるの?
No, I have a doctor's appointment. 
いや、医者の予約があるんだ。

すでに決まっている予定、手配が済まされている事柄にはwillを使わない

日本人英語学習者であれば「will = 〜するつもりだ(意思・予定)」と習っており、現在進行形を使うのは違和感があるかもしれません。しかし、すでに決まっている予定、手配が済まされている事柄には一般的にwillを使いません。

What are you going to do tonight?
今夜は何をするの?
I am having dinner with my family.
家族と食事に行くよ。

現在進行形を使うと、すでにその事柄が起きている風景が頭に浮かびますね。

現在進行形は、始める直前の動作にも使える

「始める直前の動作」とは、go / come / leave など動作の意味を持つものです。「go to bed」ならすでに寝室に向かう準備をしている、「come」であれば、ドアベルが鳴ったのでドアの方向にすでに向かっている、友人に呼ばれたので友人の元に向かっているとすでに動作をし始めている風景を想像することができます。「leave」は飲み会や友人との集まりでもそろそろ帰ろうかなと荷物をまとめ出し出口に向かっているところを想像すると、現在完了形を使うのも納得です。

未来の意味を含む現在形の使い方

「時刻表」「催(もよお)し物のプログラム」について話すときは、現在形を使いつつ未来の意味を含ませることができます。例えば、公共交通機関である電車やバスの時刻表、映画のタイムテーブルなどです。

前述のように、現在形は時刻表のようにプランがすでに決められて固定されているものにも使われます。

個人的に手配された出来事には現在進行形が使われる

興味深いことに、個人的に手配して定まっている事柄には、現在進行形を使うのが一般的です。ビジネスに関連することについてはイメージ的にしっかりと固定されているので「現在形」、個人間のことは少し軽いイメージで手配をされていてそんなにがっちりと固定されているわけではないので「現在進行形」という感じでしょうか。

未来の意味を持つ、現在進行形と現在形の使い方のまとめ

すでに決まっている予定、手配が済まされている事柄に対して、現在進行形が使われると学びました。100%手配が住んでおりその予定や事柄が実行されることが確実なさいに使うのでした。

また、公的なものには現在形、私的なものには現在進行形を使えるとも学びました。英文法の独特なルールですが、イメージで覚えてしまいましょう。

ワーク付き解説動画

Grammar in Use にはワークもついています。下記のYoutube動画ではじっくりとunit 19を解説しています。お時間があるかた、じっくりとGIUに取り組みたい方は下記のYoutubeチャンネルをご利用ください。


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