統一地方選挙に出馬する候補者の家族のハナシ🍀✏️
県議会議員である私の父
またこの季節がやって来ました。それは統一地方選挙。
4年に一度、全国地方都市の議員候補者が立候補し、選挙活動が始まる期間。
私の父は飯田末夫という、静岡県の県議会議員です。
政令指定都市である浜松市の南区を地盤に、4期16年間の市議会議員生活ののち
県議会議員になりました。
静岡県は「移住したい県ナンバーワン」として知られ、
海・山・川といった自然や、上場企業をはじめ産業もたくさんあり
「自然と街加減がちょうどいい」県だと感じます。
ここで飯田末夫は、地域の皆様に支えられながら
県議会議員として浜松市、静岡県の政治に携わっています。
政治家の家族ってどんな気持ち?
当たり前と言えば当たり前なのですが、
政治家がどの家族にもいるわけではないことを思うと
私たち<政治家のうちの子>の気持ちってなかなかなってみないと気づかない
部分もあるのでは、と思いこの記事を書くことにしました。
政治家を志すのだと知った18歳の秋
そもそも、うちの父は政治家ではありませんでした。
私たち二人の兄妹はごく普通の家に育ち、大学進学とともに
故郷・浜松市を離れて上京。
兄に続いて私も東京に引っ越し大学生活を謳歌していた
大学一年生、18歳の秋のこと。
父から「大事な話があるから浜松へ帰ってこい」と連絡が来ました。
そこで知らされたのは、「政治の道を志す」という話でした。
その時のリアクションは
え、マジで?😳
でした。笑
こんな風に家族が選挙に立候補するなんて、考えたことがなくて
どう反応したらいいか分からなかった。
そんなわけで父・飯田末夫は選挙に出ることになりました。
この時のストーリーについても、いつかnoteに書けたらいいなと思います🙌
家族の顔をよく見かける
政治家の家族ってどんな気持ち? について考えたときはじめに思うことは
「顔をよく見る」です。
街を歩くと看板に行き当たることがよくあり、
名前や顔写真を目にします。
私は夫婦別姓で苗字が飯田のままなので、
飯田がそこら中にあると考えるはちょっと恥ずかしい。笑
夕方のTVニュースでも、ふっと出ている事があります。
リモートワークに疲れてテレビをつけると父親の顔が映って、
「わぁっ」となる事があります。笑
私がどんな仕事をしているかは地元には関係ない
これは政治家のご家族の方なら「うん、うん」と頷いていただけるのではないでしょうか。
ご近所や地元の方がたとお話をさせていただくとき、父の仕事について話す事が多い。
のはある意味自然なことだと思うのですが、2点あります。
①私がどんなことをしているか聞かれることがほぼ皆無
(ちなみに私は組織開発コンサルティングの仕事をしていて、
グローバル企業や上場企業向けに組織・人事戦略を考えるような仕事です)
どの辺りに住んでいるとか、どんな趣味があるとか、そんな事を聞かれる日は
永遠に来ません。笑
②なんの仕事をしていようが選挙へのコミットが求められる事が多いと思います。
私は外資系で時差があったり、基本的には英語で仕事をしていますが
選挙期間中は選挙カーに乗り込んでウグイス嬢をしながらMicrosoft Teamsでミーティングしたり、夜中に会議があろうが朝7時には街頭演説が入ったりします。
キャリアを築きたい、とか、ビジネスでどうしても大切な商談がある、とか、
そういうのは割と無視になりますので
政治家とのご結婚をお考えの方には事前にこの点、知っていただくと良いかなと思います☺️(こんなの役に立つのだろうか)
家族の黒子になる覚悟のようなものが必要です。
いろんな素敵な方と出会える
父が政治家である事で、普通に生活していたら知り合わないような
数多くの方々と知り合う事ができるのが非常にありがたく思います。
その中で、父・飯田末夫を支えていただく地域の皆様や、
考え方や生き方について尊敬する方達に出会う機会がたくさんあります。
その中でも非常に優秀な方達に共通しているのは謙虚だと言う点です。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」の句にあるように
自分を大きく見せるような事をしないのがカッコイイ。
そういう方達の近くで活動し、身近でお話ができるのは
地域の皆様と父のおかげだと感じて感謝しています😊
まとめ
こんな風に、政治家の家族である事について記事にしてみましたが
いかがでしたでしょうか?
家族の仕事が大変大きく自身の生活に影響し、政治の仕事に深く関わる事になる
という、少し変わった職業なのではないでしょうか。
政治家の仕事は、
人気の職業ランキングでは143位
子供に就いてほしくない職業ランキングでは4位 です。
不人気!事実と全く異なるような事で叩かれたりするからなぁ。
そりゃ子供に就いてほしくないよな、と感じます😅
でも、素晴らしい仕事ですよ。父の背中を見ていてそう思います。
政治の世界が皆様にとって少しでも身近なものに感じていただけたら嬉しいです。
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