「向こう側に立ちたい」と思った10年後の私が今、発信したいこと。
今からちょうど10年前。
大学1年の12月に中退して「人生終わった。これからどうしよう」と、バイトと家を往復する日々を送ってました。
なぜ大学を中退したかというと、4年間も勉強するのが耐えられない、勉強したくなかったからです。 不登校気味になった時にアニメにハマり、イベントで見た生アフレコが私を変えるキッカケでした。
大人が、子どものように楽しそうに自由に感情表現をしている姿が、まるで珍獣を見たような頭で理解できない衝撃が走りました。(今思えば、私の心の奥底にある欲求でした)
「向こう側に立ちたい。私も自由に表現したい!」と衝動的に思ったことを今でも鮮明に覚えています。
父の独裁家庭、人の自尊心を傷つける自己肯定感の低い母親、両親の不仲など…精神的な自由がなかった環境で育ちました。家が緊張する、耐える場所でした。
「暑いからエアコンの温度下げたい」「テレビの音が大きすぎてうるさい」を言えませんでした。口答えをすると「誰のお金で過ごせると思ってるんだ」「働いたこともないガキがよ」と怒鳴られました。
両親から、互いの悪口を聞かされたり、首の締めあい殴り合いもありました。「何もしなくてもいていい、許された空間」安心感を知りませんでした。
そんな中でも唯一、親に意見を言えるのが「一般論・常識やマナー・正論」でした。
私は自分の欲求や意思よりも他人の物差しで判断し、平均より秀でること、正しいことで安心を手に入れようと生きるようになりました。
…それって自分という個性をなくすことでもありました。
迷惑をかけちゃいけない。恥ずかしいことをしたら非常識だ。正しくないことは人として愚かである。
「クールだね」と口を揃えて言われるくらい、感情表現することが恥ずかしかった私。
「表現すること」で解放され、お芝居を通して、自由に感情を出せる喜びが子供のように本当に嬉しい。今ではそれが生きがいです。
しかし、お芝居を続けることって簡単ではありません。
舞台、劇団…お金がないイメージですが、正にお金がありません。
お給料ではなく、チケットを売る(舞台を観にきてもらう)ことで収入になります。そこにはノルマがあり、「21枚目から1枚売るごとに1000円バック」などです。公演のための稽古に通う交通費、食事代、バイトができない分の生活費…チケットノルマでは到底まかなえません。ノルマ達成しなければ、不足分は自腹です。そして私は生まれて初めて借金をしました。
自分のやりたいこともできない、美容や習い事をするための投資もできない…1日10時間をバイトに費やしても20万。それだと圧倒的に時間がない。お芝居を続けたい。悪循環の中で突破口にしたくてブログやツイッターを始めました。
生きるため、自分のやりたいことに近づくため、そこにはこの世の中で生きるための手段がありました。
発信を始めて半年、ツイッターを見ていただいた演出家の方から舞台のオファーをいただき出演しました。
今、自分が納得できて自分に合ったやり方で、1年前の自分が描いたなりたい姿の一歩を、やっと踏み出せそうとしています。
そんな私が発信したいことは、ホンモノです。
イメージや見た目だけではない、中身のあるもの。
例えば、インスタや口コミで人気のお店に行ったけど味は…なんて経験ありませんか?
それは「女優」「演劇」のどこか違う世界のイメージを取っ払いたいと思っている部分にも共通します。
多くの人は、「俳優(女優)」について華やかなイメージを持っていますが、実はそうではありません。
「好きなことして生きていく」なんて一握り。バイトしながら〜の芸人のイメージと大差ないです。
舞台のチケットは安くても3000円。2019年は手軽に見れる映画を200本近く見ました。
メジャー、人気、有名なものが、良作とは限りません。つまり、マイナーでも良作はあります。それをホンモノと言いたいと思ってます。数が多いから見つけられないだけ。
そのチャンスや見る目を持ってないだけ。これは演劇や何でも言えることじゃないですか?
演劇や芸術の良い所は、自分が体験するということ。
人は安定を求めますが、完璧なものはなくて、受け入れることで新たに発見できる可能性が眠っているのかも知れない。
「芝居は技術職である」と教えられました。私も、いまはそう思っています。
でも、表現は赤ちゃんの時からやってきたこと。全く馴染みがないことではありません。
華やかなイメージ、すごいの裏側。人間として誰もが持ってる「感情」で繋がりたいなと。
今年で30歳になる、30歳からのリスタートを目指して始めた発信。
(ブログTOP画像)
「個人の時代」と言われていますが、私は個人事業主です。
他に発信している人と、新しい形で自分表現する場を広げて行きたいと思っています。<他の女優ができないことをしたい>
テレビや映画、舞台にで続けたいです。
できること
・現代アクション
劇団研究生で2年間学びました。
コチラの動画参照です→https://youtu.be/wiTeNV4_0vk
・ナレーション
専門学校声優科で2年間学びました。 YouTubeで流れる広告の素人ナレーションより、滑舌もセリフも、質の高いものを提供できると思います。
・日本舞踊(坂東流)
8年。舞踊ショーで町娘〜遊女まで舞台経験あります。
・ダンス
バレエ、JAZZ、HIPHOPの基礎中の基礎なら入ってます
・演技
小劇場演劇〜テレビのエキストラなど経験。 舞台出身の芝居です。
簡単な経歴(プロフィール)→ https://errnzabesu.com/profile/
・歌
ボイストレーニングに2年ほど通っていました。
「芝居は技術職である」面と、あなたのやりたい事がマッチして創作したいです。
2020年は挑戦の年にしたいです。気軽にご連絡ください!できる限り、やりたいんです。
YouTubeコラボ、出演、モデル、などのご連絡をください!
問い合わせフォーム→
https://errnzabesu.com/contact/
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