見出し画像

マッチングアプリで本当にあった怖い話 ~第一話~

はじめに

先日結婚のきっかけのランキングでついにマッチングアプリが一位になったそうですね。この記事を読んでくださっている皆様も実際に使ってみたことがあったり、興味があったりするのではないでしょうか。

マッチングアプリは普通に生活していたら出会えないような人達と出会えるので恋愛の幅も広がりますし、もし恋に繋がらなかったとしても、良い意味でも悪い意味でも得るものが大きいですよね。本当に素敵で画期的な発明だなと思います。

一方で、”光”があれば”陰”があるのがこの世の常。本記事ではマッチングアプリの”陰”の部分に焦点を当ててみようと思います。

題して「マッチングアプリで本当にあった怖い話」。筆者自身が経験したり、取材したりして見えてきた実話を紹介します。話の内容と同じ経験をしないためのポイントも紹介するので参考にしてくださいね。

長いのでシリーズにしていきますが、本記事はその第一話です。

金髪美女事件

ストーリー

数年彼女がいなかったシュン君。大学を卒業し、就職したことを機にマッチングアプリを入れて彼女を作ろうと決意します。何人かとのマッチを重ねる中で、ある日、金髪でスタイル抜群、その上綺麗さと可愛さを兼ね備えたリサさんとマッチしました。(こんな子と付き合えたらいいな…)ドキドキでメッセージを送ってみたところ、序盤でそこそこ盛り上がったといいます。

(これはいけるかもしれない…!!)と思ったシュン君は早々にリサちゃんを食事に誘いました。期待は現実のものとなり、リサちゃんは快諾してくれました。シュン君はデート経験などはあまりなかったのですが、リサちゃんほどの美人が来てくれるなら入念にお店選びをしようと決意。リサちゃんに好き嫌いや食べたいもののヒアリングを始めました。

ところがリサちゃんはシュン君のヒアリングに対してこう答えました。

「準備に時間かけさせちゃうのも悪いし、当日会ってその場でお店決めよう!

シュン君は(なんて気遣いのできるいい子なんだ…!!)と思ったそうです。恋愛経験が少ないというコンプレックスがあったので助かったとすら思い、当日無計画でリサちゃんと待ち合せました。

待ち合わせ場に行くと、写真通りの、いや写真以上の美女が待っていました。ガチガチに緊張しながらも声をかけると満面の笑みで挨拶してくれ、その上「緊張されてますか?私もです。」と気の利いた言葉をかけてくれたそうです。

挨拶がすむとリサちゃんはこう切り出しました。

「今日どうします?もしよければ私気になっているバーがあるのでそこに行きませんか?

シュン君にとっては願ったり叶ったりです。デート経験が少なく手数もあまりないので提案してもらって助かったし、バーなら雰囲気も良く口説くのには最適です。(リサちゃんも雰囲気のよいデートを求めているんだ)と思うと少しテンションが上がったといいます。

早速リサちゃんに道案内を任せ、そのバーに行きました。お店はバーは青暗くダーツバーやラウンジのような雰囲気でした。驚いたのはメニュー表がないこと。ただ一般的なバーでもメニュー表がないことは多々あるので大丈夫かと思ってお酒を頼みました。

リサちゃんとの会話はとても盛り上がりました。彼女はノリがよく、お酒もたくさん飲みました。シュン君もリサちゃんが楽しそうにしているので嬉しく、リサちゃんに勧められるがままにお酒を飲んでいました。

二人とも7, 8 杯飲んだくらいでシュン君は少しお会計が気になり始めました。少し高く見積もってホテルのバー価格だったとしたら一杯2000円くらいするので、最悪3万円くらいは覚悟しましたが、お酒の質もよくなかったし、実際は一般的なダーツバーくらいの相場で1, 2万円程度かな、くらいの感覚だったそうです。

「一旦お店出ない?」とシュン君が提案するとリサちゃんは快く受け入れてくれました。(やっぱりいい子だな。)と思いながらお会計を頼みましたが、請求額を見て驚愕。なんと35万円だったのです。ちらっとリサちゃんの方を見ましたがリサちゃんはお財布を出す気配は一切ありません。それどころか「ちょっとトイレに行ってくるね」と席を外しました。

リサちゃんがトイレに行ったのを確認し、シュン君は店員に高すぎるし、そんなお金はない旨を伝えました。しかし店員は「正当な請求額です」の一点張り。腹が立ちましたが、変に揉めて怖い人が出てきても嫌なので、仕方なくカードで払うことを決心しました。

しかし、なんと返ってきた言葉は

「当店カードは使えないんですよ。」

驚愕しながらも、そんなキャッシュは持ち歩いていない旨を伝えました。するとどこからか屈強な店員さん2人が出てきて

「近くにコンビニATMがあるのでそこでおろせばいいですよね?行きましょう」

と言うではありませんか。半ば連行される形でお店を出てコンビニATMへと向かいました。

お店を出る際にリサちゃんが合流し、心配そうにこちらを見つめています。「大丈夫だよ。ちょっとお金足りなかったから店員さんとATMに行って支払うことにした」と伝え、必死で平静を装います。

何が起きているのか冷静に判断ができず、結局言われるがままにATMでお金をおろし、その場でお金を支払いました。店員が帰っていったのを横目にリサちゃんが寄ってきました。まるでカップルかというような距離くらいに接近し、上目遣いでこちらを見上げています。

「ありがとね。ご馳走様♡ 次は私がご馳走するね。」

「う、うん」

こうなるとシュン君から割り勘の提案はもうできません。それにリサちゃんはお店がぼったくりバーとは知らなくて、本当に良い子である可能性もまだあります。もしそうならここで半分とは言わないまでも数万円を請求して関係を悪くしたくもなく、シュン君は全額自分で負担することを決意したのでした。

帰り道も楽しく、次のデートの話をしながら駅の改札で別れました。(よかった。リサちゃんはお店とグルなんかじゃない。こんないい子が。)そう思ったそうです。

アフターも完璧でした。「今日はご馳走様でしたー!またごはん行きましょうね♪」と連絡がきたときは全ての疑念が晴れ、未来を本気で想像しました。

しかし翌日。急に連絡が途絶えました。

シュン君はあらゆる手でリサちゃんへの連絡を試みましたが、その後もう二度と話すチャンスはありませんでした。

シュン君は落胆し、マッチングアプリをアンインストールしてしまいましたとさ。

解説

本事件を最初に取り上げたのは、「ぼったくりバー」事件はマッチングアプリの被害例としてよく見聞きするからです。被害は男性が圧倒的に多いと思います。まず、このようなぼったくりバーとグルの女性と出会わないための予防の観点でいうと、

Point1: 会ったときにお店決めよう女子は要注意!お店は事前に決めるべし

これを徹底してください。「その場で会って決めよう」と言ってくる女性は要注意です。このフレーズを言われたらまず疑いましょう。ただし全員が全員ぼったくり女ではないとは思うので、一歩踏み込みましょう。一歩踏み込んだ時に相手がかたくなにその場で会って決めることを望むなら、ぼったくり女である可能性が高いです。

筆者もぼったくり女と思しき人に出会ったら必ず踏み込んで見極めることにしています。何名か出会ったことがありますが、こんな感じです。参考にしてください(ぼ女=推定ぼったくり女)↓↓

筆者:「お店取っておくよ!好き嫌いあれば教えて」
ぼ女:「お店は会ったに決めよ!」
筆者:「おれグダるの嫌いだからさ~ 笑」
ぼ女:「その日によって気分変わるじゃん?笑 会ったときでいいよ!」
筆者:「そしたら選択肢用意しておくから好き嫌いだけ教えて!」
ぼ女:「私も気になっているお店あるから当日話し合って決めよ!」
筆者:「え、どこ!そこ気になる!事前に調べておきたいから教えてよ!」
ぼ女:「お店の名前忘れちゃった。当日までに思い出しとくね!」
筆者:「そしたらそこは次回にして今回はおれのターンでいい?」
筆者:「ここおれがよくいくお店だから見ておいてよ!」
筆者:5つくらいURL送る

~音信不通~

こんな感じです。やたら「当日決める」粘りをされたら徹底的に事前に相手を見極めましょう。大抵は美女なので、少しもったいない気がしますが、そう思ったら相手の思うつぼです。ぼったくり女とは会わないのが鉄則です。


ある程度前もって約束をしていれば上記の対策で行けますが、当日急に約束が決まった場合はとりあえず待ち合わせをするパターンがあるかと思います。その場合はどうすればよいでしょうか。

Point2 当日待ち合わせでもこちらからお店を提案する

まずはこれにつきます。それでも「私が行きたいところに行きたい女子」は一定数存在します。筆者も出会ったことがあります。その時は

Point3 女性が行きたい店の名前を教えてもらう

「google mapで道調べるからさ」、などと言えば角は立ちません。これで健全な店が出てくればOKですが、口コミがなかったり、ステマ感があるところは要注意です。

それでも「店までの道は私が知ってるから大丈夫!」と言ってくる猛者もいます。ここまできたら最終手段です。

Point4 ぼったくり女子の話を聞いたことがあると伝え、お店を教えてもらう

筆者も一度Point4までいったことがあります。友達が35万円ぼったくられたことを伝え、疑うわけではないけど事前に知りたい旨を伝えました。その時女の子は「そうだよね、私もそういう話聞いたことある!」と納得してくれて、お店の名前を教えてくれました。そしてそれは健全なお店だったのでそのお店に向かったのですが…

急に「職場の先輩と約束があるの忘れていた」旨を伝えられ、後日にリスケでよいかを聞かれました。そして案の定、直後から連絡が取れなくなりました。福岡出身のとんでもなくかわいい女の子だったので惜しい気はしてしまったのですが、しっかり対応してよかったと思っています。

おわりに

本記事では「マッチングアプリで本当にあった怖い話」第一話としてぼったくりバー with 金髪美女事件を紹介し、ぼったくり女の回避方法を紹介しました。いかがでしたでしょうか。

マッチングアプリの”陰”の部分にはできるだけハマらずに楽しみたいですね。次回は第二話で違う事件を紹介していきます。お楽しみに!

最後に宣伝になりますが、筆者はマッチングアプリの“陽”の部分に焦点を当てた記事も書いております。少しだけ紹介させてください!

1 「どうすればマッチした女の子と会えるの?」のお悩み解決!

2 ヤリ目でマッチングアプリをしているけど成功(性交?)できていない人のお悩み解決!

3 「事情があって顔出ししたくないけどマッチングアプリしたい」という人のお悩み解決!

マッチングアプリでは楽しいこともたくさんあるので是非参考にしてくださいね!それではよいエロライフを!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?