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再びクラクフ〜ベルリン。ウクライナの難民ファミリーと一路!Part 1 珍道中の始まり

ショービス人生初!焦るエロチカバンブー !まさかの珍道中の始まり。

さあ、ベルリンも満喫したし、そろそろ東京へ行こうかという1週間前、再びポーランドのクラクフから仕事のオファーを頂いた。戦争ということもあるけれど、ベルリンからわざわざ10時間かけて、たった一晩10分のためにショーをしたいという人が全くいないのだそうだ。しょうがない!あっしが行きまっせ。

いつまでこの仕事ができるか。だって明日終わってしまうかもしれない。
帰国を1週間延ばした。コロナのおかげでチケットはオープンチケットで変更が効くのはラッキーだったわ。行きたい時に行き帰りたい時に帰る、そんな人生を送れないと思い込んでいる人もいるでしょう。お金がなくても出来てしまうことが世の中にはある。選択だけ。もちろんお金がないとビビるわよ!でもそういう時は暇な時!お金ちゃん、かもーん❤️

戦争の影が徐々に迫りはじめているヨーロッパ。ベルリンもサラダオイルが全く手に入らない。小麦も値上がり。ガス代も三倍位に値上がるという。日本人コミュニティの間では、私達から切っても切れないお風呂にお湯を貯めることが制限されるという。オーマイ!
大体アパートを借りるにあたってバスタブの有無は悩ましい問題。しかし郷にいれば郷に従え。サラダオイルがないならオリーブオイルを(何と安くなった!)。小麦がなきゃ、お米やじゃがいもを食べれば良い。

乗るはずの列車が、、、ない!?

さて、今回は早めの列車で落ち着いてクラクフへ向かおうと、オーガナイザーのアンジーが列車をブッキングしてくれた。前回と同じ列車。準備は万端。早起きして長旅用のお弁当もコーヒーもワクワクしながら用意した。いざ、クラクフへ出発! 
ところが、ベルリンあるある。地下鉄が急に途中の駅までしか行かない。代行のバスに乗って行けと。朝のラッシュ時、バス停は人の山々。タクシー捕まえ前回と同じようにベルリン中央駅へ向かった。間に合うわ。お茶の子さいさいよ!チョット前にノートに書いた羽田で飛行機が飛ばないよ事件と同じく再び邪魔が入った。
これくらいなんのその。余裕のよっちゃん!ベルリン中央駅に列車の発車時刻15分前に到着。いつものように列車案内の電光掲示板を見上げ、プラットホームを確認する。
あれ。。。ない。 案内所へ駆け込むと、眠そうなおばさんが一言、

「駅が違うわよ。」
「。。。。。。。」
ガーン!時間には間に合ったのに。
前回と同じポーランド行きの列車だから同じ駅と思うじゃないの。前代未聞の大失態。さてどうする? おばさんに次に行く列車を教えてもらい一目散にホームに駆け込むも虚しく発車した後。案内所で教えてもらった列車は全くホームまで行くにも時間の余裕がない列車だった。いじわる!

もう一度今度は信用できそうな意地悪じゃなさそうなおじさんのところへ駆け込む。2時間後の列車を乗り継いで向かうしか道はない。行くのだ!出番に間に合えさえすれば良いのだ!こうなると諦めの早い私は、アンジーに電話し、自分のミスを詫びてカフェに入って一服。

3回ほど乗り換えてクラクフに向かうことになった。前回はロシアにハックされ列車が止まるというアクシデントに。今回は果たして間に合うのだろうか? 

続く



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