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人生の旅は道連れ次第☺︎2021.12月.射手座日食新月の占い

場所ににつかわしくないフォーマルなコートとステッキ姿で、切り立った岩の上に立つ男性。
後ろ姿からでも、彼の視線は目の前の雲海よりもはるか遠くの霞んだ山の稜線に向かっているように見えます。

まだ見たこともない彼方の土地にロマンを感じているのでしょうか?
それともこれから旅する目的地を見定めているのでしょうか?

身軽な一人旅なのか、すぐ側には心強い旅の仲間がいるのか、この絵からはわかりません。

今月、人生の旅の物語の新しい章が始まりそうです。
新しい世界に向けて、あなたは誰を旅の仲間にするのでしょうか?


今までの新月の流れ

「ステイホーム」1月:圧に耐えながら変容する
「ホップ」2月:自分の売り(能力や特技)を見つめ直す
「ステップ」3月:発見した売りを実際の現場で試す
「ジャンプ」4月:自分の力で成果を勝ち取る
「着地」5月: 自分の中の宝箱を開けてみる 
「点検」6月: 振り返って見直しをする
「宣言」7月:大切なものを守り抜く
「自衛」8月:新しい砦の在り方を模索する
「専念」9月:惑わされずにできることに集中する
「交流」10月:大切な人と喜びを分かち合う
「刻印」11月:相手を意識しながらも信念を突き詰める
「新章」12月:新しい旅の目的地を定め仲間を選ぶ ← ココ

↓ 先月のnote

先月から続く人間関係の「手放し」

先月11/5には人間関係の葛藤を表す新月、11/19には「完成や手放し」となる満月がありました。
心の中でずっと引っ掛かっていたこだわりを捨てたり、なかなか断ち切れなかった人間関係を整理し、スッキリされた方もいらっしゃるでしょう。
一方、まだ蠍座にある火星は人間関係を表す金星、海王星や冥王星と調和の角度にあるため、「長いつきあいのほうが信頼できるし、あうんの呼吸で言わなくてもわかってくれるんだもの」とまだまだ濃厚な関係のなごりも。

季節が移り変わり時代も少しずつ変わってくると、それまで当たり前だったものが色褪せて見えてきたり、窮屈に感じてくるものです。
感情の奥深いところに根差す違和感はとても大事なものなのに、いざ「具体的にどこが?」と問いかけられても「なんとなく」としか言いようがなくなかなか説明がつきにくいもの。

先月は、その「なんか違う」ズレの原因はなんだったのかを明確にしていく期間でした。

今月もやっぱり念押しされる「手放し」

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今回の射手座新月は12月4日16:13頃(東京)、皆既日食となります。

新月は新しいサイクルの始まりを表しますが、生命力や目的を表す太陽が隠れてしまう日食は「何らかの終焉と新たな目標に向かってのスタート」となる大きな節目となります。

先月が「人間関係」の見直しであることは既に書きましたが、今回も先月と同じく人間関係を表す「自分ー他者」軸で起こる新月であり、「土星と同じ作用をする(=削ぎ落とし)」「過去を表すポイントとである(=振り返り)」と言われるドラゴンテイルでの日食です。
ここでも「過去のリセットや不要なものを減らすこと」が強調され、繰り返し「手放し」を強く星に促されています。

射手座の象徴とも言える、矢が大空高くビューンと飛んでいく姿を思い浮かべてみてると、少しでも高く遠くへ飛ぶためには身軽なほうがいいですよね。
未来に向けての前向きな「手放し」です。

長引くコロナ禍で、「当たり前」だと思っているものもあっという間に変化してしまうことを目の当たりにしてきました。
コロナ前までの社会の中で培われた価値観は、もうこれからは通用しないのではとも薄々気づいているのではないでしょうか。
これまでとは異なる新しい視点や価値観から、人生の方向性を模索するタイミングとなりそうです。

人生の理想の目的地はどんなもの?
共に旅する仲間(パートナーや友人)は誰?


これから始まる新しい旅の物語を思い描いてみましょう。

現在の人間関係や状況をその物語にあてはめたとき、「なんか違う」と感じたり、地続きで想像できないもの(自分のこだわりや人間関係)は新しい旅には不要なのかもしれません。
思い切って置いていきましょう。

日食は長期的なテーマとなるので、「手放し」と「人間関係のリセット」は今月だけでなくこれから数ヶ月かけてゆっくりと進んでいくでしょう。

時期の流れ

12/12には太陽と海王星がスクエアに(足元のおぼつかない理想や夢を描き大風呂敷を広げがちなのでちょっと注意)、12/13には火星も射手座に入るので、ますます将来に向けての意識も高まります。

まだ考えがまとまらず具体的には何から手をつければよいかわからなくても、12/15には水星が山羊座に入ると現実的に進めていけそうです。

12/24には土星と天王星がスクエアの角度に。
時代に合わない古いものが強制的に壊され、リニューアルさせられます。
ずるずると続けた関係が破綻したり、反対にこれまでとは違う全く新しい関係へと発展させるキッカケになるかもしれません。

木星(ゼウス)のご加護

牡牛座にある天王星からは「『こうなりたい』『こうしていきたい』はええけど、資金や自分の能力磨きもちゃんとしときぃや」と耳の痛いアドバイスもされています。
目的地はあれこれ考えるけど、旅の装備はまだまだ準備中でもあります。
何かを手放すことはなかなか決断も難しく、尻込みしてしまいそうです。

でも、大丈夫!
そんな不安を優しく包み込むように、新月図では木星(ゼウス)が天頂で見守ってくれています。

木星は新月が起こる射手座の守護星であるうえ、新月とは吉角度にあります。
「ここでの手放しは、将来の君の成長や幸運に繋がることだよ!」と教えてくれています。

今月はゼウスのご加護を信じながら、射手座の持つおおらかさと高尚な知性を活かして前進していきましょう。
素晴らしい人生の旅路に向けて、幸運のヒントが見つかるひと月になりますように。

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