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独り立ちすると言うこと・・・

会社に雇われることを辞めて、自立しよう、自分で会社を起こそう、と思い立ったのは、我ながらかなり無謀な賭け、だったと思います。

しかし独立して6年も終わろうかと言う時期に思い返してみると、今後どうなるかわからない会社に人生を託すことこそリスクの高い賭け、と思うように心境が変化しました。

会社にいる間って、全部が自分の思いのままにはなりませんからね。自分の思いのままやれば成功する、と思うほど傲慢ではないですが、人の指示に従って自分を殺してやったことが成功しなかった時のことを考えれば、最後失敗しようが自分で決めた方がマシ、と言うことです。どうしてその判断をしたか、が教訓として残って次回の判断にそれを生かせますから。他人に決定を委ねてしまうと大事な場面で自分で決められない人生がずっと続いてしまう。

会社を辞める、と言うのは会社内の指揮系統から外れる、と言うことだけです。今まで通り取引関係を維持することも不可能ではないだろうし、ダメならよそと取引すればいいだけ。

独り立ちした時、自転車の補助輪を外して漕ぎ出した時のこと、また浮き輪を外して泳ぎ始めた時のこと、を思い出しました。いくら机上で考えたところでやってみないとできるかどうかわからない。しかも事前に想像していたよりそんなに大変なことでもない。漕ぎ続け、泳ぎ続けないと、倒れるし、溺れるわけですけどね。

自分で自分をクビにするまで自転車を漕ぎ続け、自力で泳ぎ続けることにします。

本稿はここまで



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