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投資日記(6/16):初めて個別株を買う人のために

私が社員持株会とか投資信託以外で、初めて個別株を買ったのは30年近く前になります。途中確定拠出年金だけに絞って個人的な投資を中断していた時期がありましたが個別株投資を再開するに当たり、初心に返って数々の失敗から得た教訓をここに書きとめておこうと思います。

ここを読んでいる人は「有意義な情報にはお金を払う」と言う姿勢の証明ですから、失敗する確率はここを読まない人よりは低いと思います。では本論。

1. 乗り越えないといけない心理

買った直後は下がるのが普通と思っていた方がいいと思います。株は下がることがある、という事実をまず受け止める必要があります。

当然逆に最初に買った株がそのまま上がる可能性もありますが、下げに入った時にパニックになってしまいます。最初の下げの洗礼を受けるのが遅れる、と言うことです。

銀行預金のように「絶対に増える。上がり続ける」ようなことはない、と言う事実を受け止めないといけません。

2. 初めての人がよくやる失敗

選定が良かったのか市場全体が上り調子なのかはわかりませんが、うまく株価が上昇した時が危険です。

「たくさんの卵を1つのカゴに盛るな」とはよく言われますが、初心者の頃よくやる失敗が、持ち金の大半を1つの銘柄に集中投資することです。そう言う投資で大成功した、と言う有名人もいて、真似すれば自分もうまくいく、と錯覚してしまうんですね。うまく行っているときはそれが一番パフォーマンスがいいのですが、逆が危ない。全財産を失うことになりかねません。

少しずつ買う、複数銘柄に分散する、できれば市場を分散する(米国株とかREITとか)、を意識すべきです。

ここまで読んで自信のない人は毎月1万円だけ投資信託の積立をするところから始めることをお勧めします。

ここまで

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