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空を飛びたい。

保育園時代から、大好きな映画がある。

スタジオジブリ『風の谷のナウシカ』だ。

ロードショーは私が生まれる一年前の1984年。
家で観る時は自分でVHSをビデオデッキに入れて観ていた記憶しかなく、どうやってナウシカを知ったのかは覚えていない。

小学生の頃は鍵っ子だった私。
家に帰ってきてから一日2回は観て、ストーリーだって全セリフ覚えるくらい知っているのに毎回同じシーンで号泣するのが日課だった。

ナウシカの人間性が好きだったことと、もう一つ大好きだったのは風使いのみが使えるメーヴェが大好きで、いつか大人になったら欲しいと思っていた憧れの乗り物だ。

少し前にはなるが、大の大人たちがメーヴェ(実際の機体名はM-01・M-02・M-02Jだったはず。ジブリ等に迷惑をかけないようにという配慮で公式にメーヴェの名前は使われていない)を作り上げ、有人飛行する【『OpenSky』プロジェクト】が発足されている。

ピンクのクマがメールを届けるポストペットの開発者八谷氏のプロジェクトだ。


初めてこのプロジェクトを知った時はとても心が躍った。

大人になればこんなことも出来るようになるのかと、想いを形にしていく力・強さを垣間見たものだった。


さて、本日は私が誕生から3ヶ月くらいまで過ごした長野県に避暑に来ている。

南アルプス・北アルプスを眺めながら、幼少期に過ごした(らしい)団地を横目に通り過ぎ、白馬のスキージャンプ台(ウィング)を見て空まで遮るものが何もない開放的な、高い山と真っ青な空とくっきりと浮かぶ大きな雲の景色から思い出すことがあった。

小学生の頃、祖母に体験させてもらったパラグライダーだ。
ちなみに体験したのは群馬県。

小学生でも一人で30mくらいまでフライトできる体験で、ナウシカに憧れていた私はとりわけ空を飛ぶことに強い憧れを持っており、この体験は人生の中でも群を抜いてとても幸せな経験だった。

メーヴェで、と思っていたが、それより早くパラグライダーで実現した。

あれから30年近く経ち、日々生活することや、やりたいことが無限に誕生する中ですっかり忘れていた夢が今日思い出された。

リモートワークが安定したら、長野に引っ越して午前は仕事。午後はパラグライダーで空を飛ぶ日々。
をつい想像してしまった。

自由に空を飛びたい。

30年の経過があったから、ようやく実現に近づいてきて思い出すきっかけをもらったのではないかと感じている。

何故、このタイミングで長野行きに声がかかったのか。

様々な本音を少しづつ現実に言うようになり、実現できる状態になりつつある。

健在意識も潜在意識も整ってきて夢と心のチャンネルが合い始めているからなのか、は分からないが自分が求めているものを素直に手にしたいと思って行動しているからだろうとは思っている。

あと少し、頑張ったら空を毎日飛べる日常を手にできそうだ。

あと少し。

コツコツ地道に、丁寧に過ごしていこうと思う。

国際ライセンスについても調べ直そう。



本日はここまで。
人は無限の可能性を秘めている。
自分もメーヴェに乗りたい。

ではまた!


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