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■推し書店

*ようやくマガジン化しました。
こちらのマガジンに放り込んでいます。
(画像はそのうち入れます 笑)
よろしければ、ご覧ください。

・ ・ ・

すごく不思議なことがあります。

たとえば、とある本を買おうとA書店に入ったとき。その本を手に取って、ぱらぱらして吟味した後、「あ~今日じゃなくてもいいか」と買わずに済ますことがあります。

でも、その後に入ったB書店で同じ本を見かけたとき。「あ、買わなきゃ」といそいそレジに持って行ってしまうことがあるんです。

同じ本なのに、入るお店によって、買ったり買わなかったりがあるんです。それって、同じ本なのに、すごく不思議だなって思うんです。

もしかすると、私とお店の相性なのかもしれないし、お店におけるその本の並びのイリュージョンなのかもしれません。

そして、そういうふうに相性が良いと(一方的にでも)感じられる書店さんが一つでもあるのは、人生をとても豊かにしてくれると思うのです。

・ ・ ・

本の並びに、店員さんの個性とかこだわりの見える本屋さんが好きです。

逆に、新刊が何とか並んでいるだけの書店に行くと、タスクが多すぎて回ってないんだなと、自分の書店員時代を思い出し、リアルに胃がきゅっとなります。

書店がどんどん減っているご時世ですし、年間2万タイトルとも言われる膨大な新刊の海に溺れてしまうのも分かります。その中でも売れ筋をきっちり入れないと、立ち行かないことも。

私がいた書店など、規模のわりには配置された人員が少なく、しかも、タスクが他店よりも多い店舗でしたから、自分の棚を作ろうとすると残業するしかありませんでした。

私などは自分の棚を作る以前に、あまりにも仕事が終わらな過ぎて、よく残業していましたが。

そんな経験があるからこそ、売れ筋も最低限押さえながら、ちゃんとこだわりの棚が作られている書店さんに行くと、余計に楽しくてうれしくなるんです。

でも、実は、私にとってのそういう「こだわりの書店」は名古屋にはありません。勿論、名古屋にある書店を隈なく回っているわけではないので、未だ出合っていないだけである可能性が高いのですが。

今のところ、東京と大阪に一つずつ。なので、おいそれと行けるわけではありませんが、行けるとなったら逃さず突撃する気概を持ち続けています。

そんなワタクシ。
先日、たまたまお芝居を観に東京へ行く機会を得ました。

お芝居自体はお昼の部のお席でしたので、夕方には名古屋に帰ることもできましたが、少し時間を遅らせて、その書店へ行くことに。
そのお店とは。

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