見出し画像

■5月4日 ラノベな月初

今日は渋滞気味の締め切り原稿を何とかやっつけようと、最愛の推しさまを捨ててまで仕事に邁進!…のつもりだったのですが。昨晩から読み始めたラノベが楽し過ぎて。

「ここまで読んだら、仕事する」
「あと15分だけお願い」

と誰に対してなのか分からない言い訳を散々繰り返している間に、お昼ご飯を準備する時間になり。結果、午前中はパソコンを目の前に置いたまま、活字に耽って終わり、原稿の「げ」の字もなかったのでした。

今日読んでいたのは、電撃文庫。ラノベです。
暁佳奈『春夏秋冬代行者 夏の舞 上』(2022年7月刊)

書店員をしていたとき、本シリーズ最初の「春の舞 上下」を、ラノベ大好きな同僚が「各チェーン店の特典のために、たくさん買ってしまったので」と売ってくれたのがきっかけで知ったです。

読んでみたら、すっごく面白くてすぐにハマってしまった。

若い「現人神」たちの苦闘の物語。かなしいこと、くやしいこと、いっぱいあるけれど。でも、季節のうつろいがくれるものは本当にうつくしくて。

春、夏、秋、冬。それぞれの季節の到来を感じるとき、物語を生きる彼らを思うとほんのり温かな気持ちになる気がして。とても好きなんです。

で、話は全然変わるんですが。

私の読書傾向で不思議なことがあるんです。それは、月初はラノベを読んでいることが多いこと。勿論、そうじゃない月もありますが。わりとな頻度で月初にはラノベを読んでいます。

書店でコミック担当をしていたとき、ラノベのことがほとんど分からなくて、一か月で40冊のラノベを読み倒したことがあります。が、「40冊続けて読むと、飽きる」という身も蓋もない結論を得て、恙なく?終了(笑)

ただ、そのとき面白いと思ったモノは、なんだかんだで未だに新刊が出ると読んでいたりします。

でも、月初にラノベが多いこととそのこととは関係ないよねと書きながら思いつつ(笑)

たとえば、4月30日と5月1日って、時間の流れからすれば何が変わるってわけじゃないですよね。うん、時間で見ると切れ目なく続いている。はず(物理学的なアレはとりあえず、置いといて/笑)。

でも、「1日(ついたち、さくじつ)」という言葉のもたらす新鮮さというか、新たにがんばろうって思っちゃう感じって、たぶん、元日に引っ張られてるだけではあるんですが(笑)、悪くないよなぁって思うんです。

そこに「リセット」というほど強い心持があるわけではなくて。もっと気軽な感じ。深呼吸して、ごちゃごちゃ面倒なことがあっても「ま、いっか♡」って肩の力を抜いて。にやっと笑いながら、うっかり「はい、次」って言えちゃう感じ。

毎月の「1日(ついたち、さくじつ)」って、私にとってはそんな感じの響きを持つものなんですよね。

そして、そんな軽さに合うのは、私のなかではラノベで。

今月もたくさん読むために。先月積もり続けた重みを背から降ろして。今月を軽快に過ごすためにストレッチして。気軽に気安く軽率に。その準備運動にちょうどいいんですよね、ラノベって。

だから、月初はラノベを読むことが多いのかも。うん。

ラノベのストック(=積読)もそろそろ切れかかっているので、今月何か新刊出るかなぁと思いながら。きっと今週いっぱいくらいはラノベを読み続けてることでしょう。

今月もたくさんの本に出合えますように。
んじゃ、また。

追伸。
原稿仕事は午後からちゃんとやりました(笑)8日締め切りのものがあと3つ。山場は越えたので、よゆーしゃっくしゃく。のはず。たぶん(滝汗)。


この記事が参加している募集

#わたしの本棚

18,452件

#私のストレス解消法

11,431件

記事をお読みいただき、ありがとうございます。いただいたサポートはがっつり書籍代です!これからもたくさん読みたいです!よろしくお願いいたします!