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■5月21日 文学フリマ東京に行きました

今日は朝から新幹線に乗り、東京へ向かいました。流通センターで開催される【文学フリマ東京36】に参戦しようと、勇んで早起きし、出かけたのです。

開場の1時間前に着くと、すでにたくさんの人が列を成していました。そっと最後尾についたのですが、それは第一集団だったらしく。その後ものの15分ほどで、待機列は屋外に第二集団以降が作られることに。

今回は、「たぶん、たくさん買う」という身構えで行ったので、屋外装備は全部置いていったのです。なので、外に並ぶことになったら、おそらく私、溶けます。パトラッシュと一緒に召される勢いで、溶けます。いやぁ、あぶなかった。

その後は、第一集団の後ろの方にずんと並びながら、ひたすら本を読みつつ(前日から続き、『白銀の墟 玄の月』を読んでいました)、開場を待ちました。

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12時ちょうどに開場され、列はうごうごと前に進みました。入場時には、こちらのシールを渡され、胸にぺたり。

俄然、気持ちが盛り上がります♪

でね。二つある会場のうち、私はより広い第一展示場から入ったのです。わりと早めのグループで入場したこともあり、入場にはまだ、買いに来た人より、出展者さんの方が多い状態でした。

なので、整然と左右に並んだ机の間にある通路を、出展者さんたちの居並ぶ中、たったひとりで前進するという、何かの罰ゲームみたいな行軍をする羽目に(笑)

だけど、そこでとどまっていても邪魔なだけですし、とりあえず、目当ての出展者さんのいる通路に入り、歩いてみたのです。

が。分かりやすく身の置き所がなくて、超びっくり(笑)

結局、誰にもどこにも目もくれず、ひたすら前だけを見据えて歩き、1本の通路を通り抜けたのです。…行きたいブースがその通路にあったのに、何してんだっていう(笑)

私は基本、人見知りはしません。ただ、存外小心者なので「場所見知り」はするんです。言い換えると、自分の身の置き所を見つけるのがものっそい下手なんですね。で、めちゃおろおろしていたのですが。

せっかく早く来たのに、目当ての本が買えなかったらつまらないので、(でも、同じ道を引き返すことも気恥ずかしかったので 笑)、ちょっと遠回りをして元の位置に戻ってから、もう一度その通路にトライ。目当ての本を買ったのでした。

で、最初の突撃を果たすと、その後は何となくコツを掴み。目当ての出展者さんのところへ行こうとしながら、他のブースで「ナントカホイホイ」され(滝汗)。結果、ものっそい量を買うことに。

しかも。今回東京まで赴き、参戦した目当ての本は、私が入った第一展示場ではなく、第二展示場にあり。そこに辿りつくまでに、あっちでホイホイ、こっちでホイホイされ。そのブースに辿り着いたときは、マジで所持金がやばかったです(滝汗)。

でも、そこは天下のバーコード決済! が使える出展者さんでしたので、事なきを得たのでした(なんてこったい)。

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で。実は、そのあたりで、入場してすでに2時間以上が経過していました。気がつくと、ものっそい人混みで。朝、あれだけ身の置き所のなかった通路が人でいっぱいになり、ブースを見て回るのはおろか、歩くのさえなかなか困難を伴うものに。

すると、そのあとにこのtweetが。

1万人て(滝汗)。目に見えない熱気と、物理的な熱気が合わさって、自分が思うよりもずっと高揚する場が出来上がっていたのでした(そして、散財ロードを驀進する、と)。

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ただ、その段階で(我に返り)、お昼ご飯を食べ損ねていることに気づき。また、慣れない人混みで少し眩暈を起こしかけていたのもあり、撤退することに。出口を出たところにあったローソンに駆け込み、おにぎりを買いました。

そこもなかなかの込み具合ではありましたが、何とかレジを済ませ、出ようとしたとき、ローソン内にものっそい列のあるのが目に入り、何? と思ったんです。そしたら。その先頭にあるのはATMでした(笑)えぇ、それはどうやら軍資金の追加列…文フリ、おそろしい子…‼

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それにしても。作品越しにしか存じ上げなかった作家さんとお話できたり、初めましてな作家さんの作品に出合えたり。文学フリマ、ほんとうに楽しい空間でした。

ものっそい散財はしましたが(滝汗)、それでも帰りの新幹線では、ほくほくな気持ちで読み耽りましたし、幸せ満載。活字万歳。

いつか出展者の側も体験してみたいと目論みつつ、次回も(お客さん側で)参戦しようと心に決めたのでした。

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今日もここまで読んでくださり、
ありがとうございます。
今日がいい日でありますように。んじゃ、また。

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