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■5月15日 季節は突然に

今日は、最愛の推しさまである、名古屋おもてなし武将隊の織田信長さまがご出陣でしたので、お昼から名古屋城へ行きました。午前中、本を読んでいたので危うく外出に失敗するところでしたが(笑)がんばりました。

そんな今日読んでいたのは
■沢木耕太郎『テロルの決算』(文春文庫)です。
推しさまいる場所で、何を読んでるんだという感じですが、惹きこむ力のものっそい強い本で、お城でもがっつり読んでいました(笑)

・ ・ ・

土曜、日曜と名古屋は雨降りでした。

わりと容赦のない降り方で。そもそも出不精属性ですが、そんな私にもほのかに装備されている、なけなしの外出気分を根元からがっつり折るほどでした。

で、明けて今日。

推しさまにお目にかかるために、お城へ行ってみたら。

風はまだ乾いていたし、涼しかったんです。あるいは、陽射しだって、今日はまだ雲が多かったので、日陰になってる場所も多く、そこならわりと過ごしやすかったんです。

駄菓子菓子。

ついこの間まであったはずの、風の「冷たさ」はもう消滅していて。陽射しだって、雲が退いてしまえば、日向は日傘がないと致死レベル。なので、覚悟を決めて、空を見上げてみたら。

えぇ、すでに夏色に染まっていました。緑だって。

初夏ではなく、盛夏直前の青々しさをぶちかまし。夏が来たことを否応なしに見せつけてきたのでした。

・ ・ ・

雨が季節を連れてくる、というイメージを持っています。冬が春になる時分、秋が冬になる時分。雨が降るたびに、あたりの空気が変わっていく。その最たるものが梅雨、みたいなイメージ。徐々に次の季節の密度が侵食してきて、気づくと、ある日きっぱりと移り変わってる。

でも、最近は。1か月の間に春夏秋冬が気まぐれに変わって、翻弄されっぱなしです。だから、何という話でもないのですが(笑)

もしかすると、SNSなんかと同じように、10年後くらいには気候もこういうのがフツーになってるのかなって。そんなことを思ったりします。

SNSがそうだったように、気象の変化によっても、私たちの「感覚」が表面的な部分で変わって。適応したように見せかけて。その実、奥底は全然変わんなくて。カラダはもっと変わんなくて。

挙句、そういった「ひずみ」が日々をごりごり削って。ぎしぎしするのかなぁとか。SNSがそうだったように。あるいは、気象なんてもっと「感覚」に直結してるから、深度としてはもっとしんどいのかなぁとか。

そんなちょっとしたディストピアみたいなモノに思い至って、勝手にしょんもりしたりして(笑)

でも、きっとどこかにソフトランディングするんですよね、ヒトって。もちろん、私も含めて。

だって。日々をなるべく心地よく過ごすなら、まずは現状を受け入れちゃうのがいちばん手っ取り早いでもすもの。そのなかで、さまざま工夫して、笑っていられるようにする。

それがいいか悪いかの判断は措いておき、兎にも角にも日々を難なくこなせるようになる。今はまだ変化についていけず右往左往していますが、きっとそんな日はわりと素早くやって来るのでしょう。

とまぁ、そんなのんきなことを言っていられるのも、私自身が切羽詰まっていないからなのは分かっています。うん。戯言です(笑)

・ ・ ・

さて、今日は(…って、途中からほんとに16日に書いています 笑)、お昼過ぎに原稿の資料が届くと思われるので、それまでは強制的にのんびり読書します。なんなら、今日も一日読書dayでもいいと思っている。

何より、みんなが笑顔の多い一日を。
今日がいい日でありますように。
んじゃ、また。





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