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マタニティ日記(21w) 妊婦歯科検診を受診する

みはいるの妊娠記録です。
予定日は10/7。1年の不妊治療の末、体外受精で今お腹の中にいる子とご縁がありました。
フルタイムのリモート勤務でしたが、14週に発覚した絨毛膜下血腫により休職中です。

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21w0d 妊婦歯科検診を受診する

私の住む地域では妊婦に対して歯科検診が無料で受診できるため、ようやく行ってきた。
妊娠中なのでレントゲンでの確認はなく、目視のみ。
それでも2年ほど歯医者に行っていなかった私にはありがたかった。

妊娠と歯科検診の関連性を知らなかったが、歯周病菌は妊娠時に増える女性ホルモンを好むらしい。
また、歯周病菌が体内に入り込むと早産リスクが上がる。
これらが歯科検診を推進している要因であるようだ。
体内のあらゆる不調が胎児に影響するなんて、本当に妊婦は何事にも気が抜けない。
「あれはダメ」「これも良くない」「これも影響がないかわからないから良いと言い切れない」等、とにかく制限の多い中で体調を管理している妊婦さんには尊敬の気持ちでいっぱいだ。
不確定な情報が多いことも日々感じるし、医療は妊娠に対してまだまだ発展途上なのだろうと思う。

結局虫歯はなかったが、歯周病対策のためにクリーニングはした方がいいとのことで対応してもらった(もちろんこれは有料)。
通常のブラッシングでは半分しか汚れが取れず、日々のケアにはフロスは必須とのこと。
半年ほど前からフロスの使用を習慣化させることができたので、これからも続けていこうと思う。

21w1d 図書館で読みたくなる本ってなんだろう

家の近くに区営図書館がある。
所蔵数は10万点ほどでそこまで巨大というわけではないが、マンションの一角にこぢんまりとあり、静かで時々訪問する。
血腫の具合も落ち着き、出血なく歩けるようになったので少し足を伸ばして行ってみた。

図書館の本って、どうしてちょっと手に取りづらいんだろう。
全体的に古く見えてしまって、本を読む時に発行時期を目安にする私には興味をそそるものが探しづらい。
書店よりも圧倒的に数があるはずなのに、この差はなんなんだろう。

要因を考えてみて、3つ思いついた。
まず『レコメンドがない』
書店では大抵平積みのものがあって今のトレンドがわかるのに、私のいく図書館にはそれがない。
スペースの問題もあるだろうが、これだけたくさんの本がある中で全てが一様に並んでいては、興味をそそるものを見つけるのは難しい。
ポップをつけるまで望まないが、せめてよく借りられているものがわかればと思う。

次に『経年での劣化がわかりづらい』
図書館の本の表紙には、薄い透明のフィルム加工がされている。
たくさんの人が手に取る環境だから劣化を防止しているのだと思うが、このフィルム加工によりどの本も経年での変化がしづらい。
フィルムのせいで表紙の色がくすみ、一様に少し古く見えてしまう。
図書館の本を見わたすと、AIやNFTなど比較的出版年月が新しいものもあるのに驚いた。
ただ、「この本は新そうだ!読んでみよう!」という印象を受けないのが少し寂しかった。

最後に『配置』
レコメンドがない、に共通するが、人気ジャンルの本が隅に置かれているのが勿体無いと感じた。
どうしても書店と比べてしまうので、入館した時に書店では真っ先に目につくビジネスや技術系の書籍がないと「なんだ、ここには読みたいものがないな」という印象を受けてしまう。
ただこれは私の興味の話であって、手に取りやすい雑誌などは入り口付近に置かれていたから、そこは配慮されているのかもしれない。

だらだら不満を書いてしまったが、数は書店に勝るし(Amazonには勝てないけど)もっと利用する人が増えればいいのにと思う。
明確に「これが読みたい!」って目的がある人にはいいのかな。
取り急ぎ今回は探し回って育児関連の本を見つけたので、今後時間を見つけて読みにいこうと思います。

21w2d 産休に入るタイミングが決まる

産休に入るタイミングについて、上司から電話があった。
今担当しているプロジェクトの切れ目は6末。
なのでこの時期の離任がちょうどいいかもという話はしていたが、私が自宅安静から復帰するのはまさに6末。
このままだと4月中旬にいきなり休暇に入り、復帰できずに産休に入ることになる…でも引き継ぎもあるしなぁ…
そう考えていたが、結局離任は当初と同じ6末になるらしい。
つまりろくに引き継ぎもせずに、プロジェクトから離れることになってしまうようだ。がーん。

だが冷静に考えて、2ヶ月不在の人間がちょっと戻ってきたところで引き継ぐ内容なんて高が知れているだろう。
2ヶ月間は上手く現場が回していたのだから、今更引き継ぐことなんて正直ほとんどない。と思う。
上手く情報共有ができていた、離任時のリスクヘッジができていたとポジティブに捉えるべきだろうか。

早く産休に入れるのはありがたいが、5年ほど在籍してリーダーを務めたプロジェクトがこんなあっさりした幕切れなのはちょっと寂しい。
せめてお世話になった人に、十分お礼をする時間だけでも取れればいいのだけど。
仕事と出産の両立って難しい。結局誰かに迷惑をかけてしまうなぁ、とつくづく思った。

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