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【5】日々は訓練の繰り返しである(まとめの感想戦)

このマガジンでは、せらせらとオルくんが交互に1つのテーマについてエッセイを書いていきます。今月のテーマは「嫉妬」でした。まずはこちらを読んでみてください。

さて今回は、それぞれのエッセイを読んで振り返り、研究・検討をしてみます。

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オル:今回は嫉妬でしたね〜

せらせら:ぜんっぜん書けなくて泣きそうでしたよ〜(笑)

オル:苦戦した?(笑)

せらせら:した!

オル:嫉妬も向ける先が広いから、どう書くかは難しいかもね。

せらせら:そうね〜なんでだろう、どういうふうに向き合えばいいのかわからなかった。

希望は伝えるだけ伝えます

オル:パートナーとのことっていうのは決めてたの?

せらせら:私の中では嫉妬といえば真っ先に浮かんだのよねー。あの子と話さないで!みたいな人間に対する嫉妬は全然なくて、でも私以外に夢中になるものをもっていると、なんだよなんだよ〜〜って思っちゃう(笑)趣味とか勉強とか仕事とか。

オル:もっと私に関心を向けてよ!ってことなのかしら

せらせら:なのかな?たとえば5つ大事なものがあるとしたら、1/5ではなくて私は1位にしといてほしい(笑)そううまくはいかないけどね。

オル:なるほど(笑)

せらせら:でもこれは価値観の問題で、パートナーが全部大事。って思うならそれは尊重しなきゃなと思っているよ。

オル:そうだねぇ。1位にしておいてほしいはOKだけど、1位にすべきであるだとちょっとまずいかも。

せらせら:そうそう、希望は伝えるけど、それを承認するかどうかは向こうの判断だからね。

オル:そうね。パートナーと嫉妬の問題は難しそうだなぁ。僕には書けないかも(笑)

羨望と嫉妬と諦めと

せらせら:オルくんが嫉妬することってある?あんまり想像がつかないな。ものすごく才能ある人とかに嫉妬する?

オル:するよ〜。すごく才能のあるひとには、嫉妬よりは羨望が強いかなぁ。嫉妬も混じってるかもしれないけど。

せらせら:そうか、あまりにもすごいと羨望になるね。嫉妬する対象ってそれよりはもっと近い人になるのかな。

オル:入退院を繰り返してたときは、なんでみんなは普通に遊んだり学校行けてるのに、僕だけこんなしんどいんだろうなぁって思ってた。嫉妬する対象は、たぶん自分でもその立ち位置にいける可能性があると感じてるような対象である必要があるかも?

せらせら:うんうん。

オル:たとえばそうだなぁ。野球少年が同世代で自分より少し上手い人には嫉妬したとしても、イチローには嫉妬しないみたいな?極端だけど。

せらせら:それがすごく才能のある人だね!努力ももちろんあるだろうけど。

オル:そう。ただそれは個人の感じ方によるかもね。もしかしたら、俺だってイチローくらい上手いのにって思ってる野球少年もいるかもしれない(笑)その近い遠いの距離感の見え方は人による。だから、嫉妬してた相手に敵わないと思うと、嫉妬心は消える。

せらせら:がんばれ野球少年…。

ぐるぐる考えながら

せらせら:敵わないなって認めることは諦めることでもあるしね。

オル:そうそう。僕が書いた嫉妬を昇華/消化する方法の2つ目と似てる。

せらせら:日々訓練ね。生きるって、永遠に修行ですな…。

オル:本当だよ〜、生まれてしまったら修行続きだよ〜でもこうやってぐるぐる考えてるのは、なんだかんだ楽しいんだけどね(笑)

せらせら:そうね〜ぐるぐるしすぎて迷宮に迷い込んだ卒業論文を思いだします…おそろしいです…さ!というわけで!

オル:お次は?

せらせら:テーマ「恐怖」ですね!ちょっと無理やりだったかな。

オル:いやいや(笑)恐怖も広いな〜

せらせら:お互いにどこを切り取るか楽しみだね!

オル:そうね!そして、次回からは更新日が変わるんだよね?

せらせら:はい!第1、2、3土曜日にお届けしてまいります。よろしくお願いします!

オル:頑張って書きまーす!