大人の真夏の大冒険②
8月。車で片道約10時間はかかる場所へ、旅行をすることになった。(グーグルマップ調べ)
向かうのは青森県。縁あって、青森県五所川原市のお祭りを見に行くことになったのである。
青森県のお祭りと言ったら、横に大きな山車灯籠が登場する、青森市の「ねぶた祭」を思い浮かべると思うが、他にも弘前市や五所川原市でも行われている。
中でも五所川原市は、五所川原立佞武多(ごしょがわらたちねぷた)という、縦に大きい灯籠が特徴のお祭りをしている。
8月3日の花火を見て、ねぷた初日の4日を満喫し、5日に帰るという強行スケジュール。
新幹線や飛行機移動も考えてみたものの、最終的に車で行こうということになった。
車移動を決めても、本当にできるのか?できないのか?というせめぎ合いは続き、とうとう出発の日を迎えた。8月2日の夜に出ていこうと思っていたのに、なんやかんやで3日の0時になってしまった。こういうところは、わたしたちらしい。
無理しない!安全運転!が合言葉だったので、休憩を挟みながら朝をむかえ、仮眠をとった。
色々なサービスエリアでサンリオ「はぴだんぶい」とコラボスタンプラリーをしていて、かわいかった。せっかくなので、はぴだんぶいとの顔はめパネルの写真を撮ってもらう。
わたしは顔はめパネルを見つけるとやりたくなってしまう性分だ。反対に、夫は絶対やらないので、わたしは少し不服である。
8時37分にまた違うサービスエリアで休憩し、山菜そばを半分こした。
どんどんどんどん北上し、岩手県のスイカガスタンクに喜び、青森↑の表示に歓声を上げた。
(やっとここまで……。う、うれしい…!!!)
青森県の景色や道路は、広々としているように見えた。わたしは普段、山が見えるところに住んでいるので、余計にそう思う。田んぼや畑も身近にあるはずなのに、青森の田んぼは広大で悠々としている。こういう景色は北海道のイメージだったので、青森も広いんだなぁと感動した。
11時ごろ、ホテルに着いた。事前に連絡していたので、早めに部屋に入らせてもらう。
ありがたや……!!!
荷物をおいてホッとして、家族へ無事についたと連絡する。
休んでから外出しよう。そうしよう。意見が一致。「寝ますか!」とベッドに入った。……。
このときは自分でもびっくりするくらい早く、眠りについていた。
もしサポートいただけたら、部屋の中でものすごく喜びます。やったーって声に出します。電車賃かおやつ代にさせていただきます。