ただ描きたいものを描けばいいし、作りたいものを作ればいい
「描きたいものを描けばいい」
突然、ポエミーなテキストを失礼します。
絵を描くことの何が好き?
昨日、カフェ友達のカラーセラピーの先生にカフェで偶然出会い「どういう絵を描いていこうか迷う…」といった相談のような雑談をしていました。
すると「(絵を)描くことのどういうところが好きなんですか?」と真理のような語りかけをいただきました。
私は「ただ描いて集中してる時間が好きなんですよ~」と即答。
そう、ランナーズハイみたいにガガ―ッと集中して描いてる時の瞬間が好きなのです。
ホントに集中してる時は、くつろげるアトリエでフランスパン1個と資料とで、何日とか閉じ込められててもたぶん割と平気。だから出来上がったものにあまり興味がなかったり、それを売ろうよっていう話だと、ウーン???ってなっちゃうこともしばしば。
書く場合は、取材を通して、人と交流する時間が好きです。でもその後ガガ―ッと集中して書き物をしてる時間も好き。
登山に例えると(なぜか浮かびました)、エベレストに登りたいとか、高尾山登りたい、とかそういう目標があるわけじゃなくて、
ただ登ってるのが好き、とかそんな感じ。
バズらせなきゃとか、いつか商業的に成功してみたいとか、描いた画材分くらいの利益がでるようにしたい! 面白いものにしたい、漫画にもしたい、
せっかく飾るならその場所にあったものにしたい…とか、そういう野心のような、ごちゃごちゃを話してみたところ、
「エリさんの場合は、ただ描きたいものを描けばいいんじゃないですか?」人によってこうしたいは違ってるけど、エリさんの場合はそれで大丈夫。
そんな素敵なお話をいただきました。
……で、自分でもなんかストンときて、この呪文のような文字列が頭に浮かびました。
「描きたいものを描けばいい」
「書きたいものを書けばいい」
「作りたいものを作ればいい」
「踊りたいものを踊ればいい」
ちょいと、しばらく重きを置こうかなぁ、と思案中です。
何も考えずに描いた友人の愛猫、おあげ さん。