ダンスと漫画とお絵描きと。人生のプレイリスト作りに挑戦(音楽を聴かない時期)

音楽療法士けるぼんさんの人生のプレイリストという記事を読んで、ゆるゆると「人生のプレイリスト」作りに期間をわけつつ挑戦しています。今回は「仕事を始めてから退職まで」の音楽の思い出です。

今回のリストは簡単!なぜならば音楽をあまり聞いていなかったから。

小学生の頃、中学生の頃、高校生の頃、大学生の頃、仕事を始めた頃、結婚した頃、子供が生まれた頃、40を過ぎた頃、50を過ぎた頃、60を過ぎた頃、今…それぞれ一曲ずつ

けるぼんさんの記事はこちら。

小学生の頃、中学生の頃、高校生の頃、大学生の頃、まで、ピックアップまとめ

名前の由来らしい曲「いとしのエリー」

私の本名が「笑梨」という名前で、この曲と画数から名前を考えた、と父だか母にききました。年取ってからあらためて聴いてみると大事に思う曲です。

小学校まで思い出1曲選択「ブルーウォーター」

大好きだったアニメの曲。アニメージュ買ったり、音楽CD買ったりして、お子さん時代のお小遣いやお年玉を全力投資したアニメ。

最近、エンディングテーマの「Yes,I will…」も染みるなあ、と思ってきた今日このごろ。

中学校の思い出1曲選択「ジュラシック・パーク」

親とじゃなくて、友達達と映画を観に行きだしたのが中学校頃。ジュラシックパークは、エレクトーンでも友達と2重奏の練習をしてオーケストラの魅力を知りました。

高校までの思い出1曲選択「夢見る少女じゃいられない」「桜」選べず2曲

高校の前半はこれ。大好き。楽曲全部好きだけど、高校生の時に「夢見る少女じゃいられない」って思ったのって面白いのでこれ。

卒業のころカラオケに行くと歌ってた川本真琴さん「桜」。サクラになりたい!いっぱい!

大学までの思い出1曲選択「終わりなき旅」

CDって結構頑丈ですよね?そのCDをキュルキュルという音が鳴るまでCDをとにかく聞きこんで聞けなくなるほど聞いているのがミスチルです。いつでもまだ終わりない。


仕事を始めてから退職までの思い出2曲「プラネタリウム」「progress」

お仕事の苦い思い出です。

個人的な思い出をただ書き綴っているので、興味ない方は読み飛ばしてください!!!!!

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車に乗らなくなって、バレエもしない、踊らない生活なので音楽を聴かなくなったころです。生活から音楽を聴くということが消えてしまいました。

通勤中の電車では、だいたい本を読んでいました。ビジネス書とか漫画とか。ガラケーで株式投資してみたりも。そんな当時、心と体折れるまで働いた時の思い出2曲がこちら。

プラネタリウム / progress

仕事の思い出の曲「プラネタリウム(大塚愛)」

十数年も前の話になって、時が流れて当時勤めていた会社もなくなってしまって。年月が流れすぎているので、同じような仕事してる人もないかもしれません。未消化なことだけど書いてみます。

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退職する前の3年間ほど、アクセサリーのインポートの会社の広報をやっていました。スタイリストさんや雑誌編集部の方に、アクセサリーを貸し出しして、女性誌に載せてもらうのが主な日々の業務。とはいってもメインは光り輝く上司のサポート仕事。ほぼ上司の専属秘書みたいな感じ。

転職してきた契約社員の上司は、有名アパレルの会社の販売員さんから、売り上げをトップまであげて見事バイヤーの仕事を手に入れたり。プレスという職に憧れて「プレスの神様」と呼ばれる方の元で修行してきたり、というド根性と仕事愛にあふれる、スーパーウーマンのような人。

美人でスタイル抜群で向上心が並々ならぬ女性でした。

そんな女性上司とともに毎日誰かに会社のアクセサリーを提案する仕事に奮闘。

スケジュールをうまく回して、いかにファッション誌のいいページに載せて実績を積んでいくか?というのが毎日のお仕事。

ほかにもプレスセールやったり、企画の仕事をやったり、と様々な体験がありましたが、会社を休むことはなかったし「ただただ、頑張ろう!」と心折れるまで働いたのがこのころ。

当時は仕事以外のことはあんまり考えてなくて

仕事できない自分ダメだ!と、自分で叱咤激励して

土日もずっとエクセルの勉強したり、資料作ったり、ビジネス書を中毒になるくらい読んで、やることリストが終わらない、という日を過ごしていました。

自分の中では、ほんとによく働いた思い出がこの1曲。

ある時、広報の仕事の中で、テレビのタレントさんのスタイリストさんが大塚愛さんの年末に歌う番組のアクセサリーを(スタイリストさんが)選ぶ機会がありました。

自社(輸入の)アクセサリーは紅白では使われなかったように記憶してるのですが、何かのコーディネートでアクセサリーをつけているお写真をスタイリストさんからいただいて拝見。働いたなぁ、という時は「プラネタリウム」が思い出されるのです。

お仕事頑張ってるとしみる曲「Progress(スガシカオ)」

テレビから流れるこの曲が好きでした。「いいよね、この曲」と母に話したような気がします。

その日、母が言い放った言葉が強烈でした。

「横一列でスタートを切ることなんてない。持って生まれた容姿も違う、資産も違うのに?変なこと歌ってるわね。」といったような母らしさのあふれる返答。

身も蓋もない話。あぁ、いまチマチマやってる私の努力は関係ないこともあるなぁ、と。記憶違いかもしれないけど。

あと1歩、あと1歩と、何か足りないものを埋めたくて、隣の芝生がうらやましくて、目の前の上司がまぶしくて。自分以外の人はすべてキラキラしているように見えて。前に進もうとして頑張ってみた20代。

前に進めないときのあと1歩を、スガシカオさんの声と相まって、痛切に感じます。

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十数年も前の話ですが、今も思うのが、当時

「みんなで頑張ろう」「頑張ればなんとかなる!」「仕事を続けたら、なんとかなるよ、きっと!」「つらいことは乗り越えよう」

このみんなの圧力のようなものが私は本当に苦手でした。

みんなのこのエネルギーがほんとに正しいの?喝は入れる必要があるの?

そんなことをちょっと考えるきっかけになった1曲です。


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