見出し画像

ヨーロッパ1人旅12日目〜心身共に浄化される場所、フュッセン🇩🇪〜

ヨーロッパ旅も終盤に。
ここからはフランクフルトに戻るルートを考えながら移動します。

あわよくばスイスに行きたいな〜!なんて思っていたけど、どう考えても無理だった(笑)。

フュッセン→ローテンブルク→フランクフルトの
ルートで残り4日間楽しみます。

さて、昨日はミュンヘンで心身共に疲れた私。
行こうかなーと思っていた、ミュンヘンレジデンツやコンサートも結局予約せずでした。

田舎中心とした今回の旅。
田舎の景色に心から癒されたので、フュッセンに向かうことにしました。

ロマンチック街道最終地点、フュッセン

ミュンヘンから日帰りでも行けるフュッセンは、
南ドイツを横断する観光ルート「ロマンチック街道」の最終地点。

オーストリアとの国境であるチロル地方の近くでアルプスの麓。
ドイツ一標高の高いところにある町なんだとか。

フュッセンへはミュンヘンから直行便が出ており、25ユーロで2.5時間かけていきます。
特急で行くので、49ユーロパスで乗れました!

直行便は本数少ないけど、めちゃくちゃ楽。

パンとコーヒーを買って電車で食べながら移動。
ミュンヘンからは観光客で結構混み合っていました。

ひとまずチェックイン

この日のホテルはペンションみたいなホテルで、どうやらフロントがなさそうな印象。
チェックイン前に到着し、荷物を預けれる場所かがある調べたけどわからず、
結局ホテルへ行くことに。

案の定真っ暗で自分で電気をつけ、階段を登ると
本日のゲストとルームナンバーが貼り付けられていた。
見ると、すでに清掃は終わっていて
部屋に自由に入れるようだった。

無人なのは心細いものの、こういうのはありがたい。
部屋に入るとルームキーと規約みたいなものが置いてあり、観光税だけ置いて帰ってねと書かれていた!(ゆるい!笑)

ロッカー代も浮くし、これからの動きも部屋でリサーチできるし、ありがたい。

荷物を整理して今日のプランを考える。
ここまでペースが早かったので、今日はマイペースに行きたい。
しかも予報は雨。自然は明日満喫するということで今日は町の散策と博物館へ行くことに。

可愛らしい田舎町

早速町を散策。
フュッセンは写真で見る限り、メルヘンで可愛い町の印象があり、楽しみにしていた。

とあるホテル。ウェスアンダーソンっぽい!笑

カラフルな壁が印象的な街並み。
でもイタリアのブラーノみたいな派手さ、というよりは「かわいい」が似合う町。

観光客やわんこを連れた現地の人で賑わっている。

奥に見える華やかな建物はカトリック教会。開いておらず入れませんでした。
曇りだけど川は緑!

ちょっとした雑貨屋さんとかあるのかな?と思ったけどスーベニアショップが大半でした。


見応えたっぷりのフュッセン博物館へ

騙し絵が描かれた建物

気になっていたフュッセン博物館へ。
ここは旧修道院の建物を利用した施設。図書館が見たくて伺うことに。
海外の修道院の図書館ってなんでこんなに綺麗なんだろう。

チェコでは重厚感のある図書館が印象的だったが、フュッセンの図書館は本当に女性的で華やか。

小さい入り口を抜けると、めちゃくちゃ美しい景色が
一つ下の階から見上げた天井

フュッセンは、ルネッサンス時代にヴァイオリンなどの製造の中心地だったそうで、製造過程や様々な古典楽器が展示されていました。

ヴァイオリン以外にも、パイプオルガンの展示もありました。

他にも見所はたくさん。
今も催し物などで使われている皇帝の間。
とにかく全ての装飾が華やか!

皇帝の間
死の舞踏

また、バイエルン州で一番古いアンナ礼拝堂の「死の舞踏」という壁画も鑑賞できます。

「死の舞踏」は1602年に描かれた作品。
皇帝や司教、農民など、様々な社会階層の人たちが、骸骨に擬人化された「死」とともにダンスをする場面が描かれています。

ロマンチック街道最終地点

フュッセン博物館から外を眺めていると、
やはり周辺を流れるレヒ川がとても美しくて。
天気が少し持ちそうなので、周辺を散策することに。

レヒ川
メインの通りを離れると住宅地なのか、とても静か
ロマンチック街道最終地点付近からの景色

せっかくなのでそのままロマンチック街道最終地点へ。
通り抜けできず、呆気なく終了。

そのままひたすら何もない自然の道を30分ほど歩き続ける。

ひたすら真っ直ぐ歩き続ける

そのままフォルクゲン湖へ。
近くにカフェがあるようだけど、なぜか営業してなかった。
ひと気もなく、静かで誰にも邪魔されずに
ゆっくりとその景色を楽しんだ。

ゆっくり静かな時間の中で、心が沈んだ時は
あれこれ詰め込むんじゃなくて
何もない、静かな場所で立ち止まることが
自分にとって大事な時間なんだと改めて思った。

満たされない時、ついつい何かを足してしまいがち。この感覚を忘れたくないな。

バスの本数があまりに少なく、天気の不安もあったのでまた30分ほど歩いてフュッセンの町へ戻ることに。

実は中央奥に見えるのがノイシュバンシュタイン城ぽい!

帰り際、案の定雨が降ってきたので
ひとまずフュッセンのFüssener Kaffeeröstereiというコーヒーロースターで雨宿り。

おしゃれなカフェでした。


その後はスーパーで夜ご飯購入し、はやめにホテルへ。
翌日のプランを立ててお休みなさい。

本日のお宿: My Hostel Füssen

ロケーション★★★☆☆
お部屋★★★☆☆
トイレ・シャワー★★☆☆☆
アメニティ・設備★★☆☆☆

フロントがなく、無人なので電気をつけるのもセルフ。たまたまお客さんもいなかったのか、ひと気がなく少し怖かった。
チェックイン時間より早く部屋に入れるのはよかった。
お部屋自体は明るく綺麗で快適。コンセントも多く、ケトルもありました!
バスルームは共用で掃除がいつされてるのかが分からなかった。
衛生面は少し悪い印象でしたが問題なく使用できました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?