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中1娘、Nコンに出場する。


この春中学生になった娘。部活は文化系と決めていた。

本当は吹奏楽部でフルートをやってみたかったらしいのだけれど、受験した学校には吹奏楽部がなかった。

茶道部と迷っていたが、入学してすぐの部活動紹介で、コーラス部の先輩方の面白さに惹き付けられたらしい。さらに、バス通学で話しかけてくれる素敵な先輩(2年生の女の子)もコーラス部。お誘いトークにこれまた魅了され、見学に行って決めた様子。

実は、以前からコーラス部は有名らしくて、去年も県のコンクールから九州大会に出場したそう。小学校からの経験者も多く、娘は全くの素人なので大丈夫かなと思っていたが、楽しく練習に励んでいるようだ。パートはソプラノになったと言っていた。

娘から話を聞けば聞くほど、自分の時代(平成初期)との違いを感じる。部員は学年を越えて仲がいいようで、娘には「先輩が怖い」なんて認識はまるでない。「先輩は優しい」、「何でも親切に教えてくれるし、面白い」のだそうだ。

1学期は、朝練(授業前)、昼練(昼休み)、夕練(放課後)に参加。夏休みも、部活のために朝早くから学校に出かけて行っている。

練習内容は、ただ歌うだけではなくて、筋トレに軽いランニング、発声練習、などなかなかハードらしい。先生も若くて情熱的。元々あまり体力がない娘は、「歌うと疲れるんだよ」と言って、帰ってくるとぐたーっとしている。猛暑なのもあるし、しっかり食べて、早く寝なくちゃね、と思う毎日。


そんな娘の所属するコーラス部。この夏は、県のコンクールと、NHK全国学校音楽コンクール(Nコン)の県大会(九州・沖縄ブロック)に出場するらしい。保護者も見に行けるとのことで、私は内心ワクワクしている。


Nコンと言えば、課題曲を著名人の方が制作することでも有名。これまでも、アンジェラ・アキの「手紙」や、いきものがかりの「YELL」、ゆずの「友~旅立ちの時~」などの名曲が誕生し、その後も歌い継がれている。歌詞も生徒目線で書かれていて、ぐっとくる曲ばかり。


今年の中学校の部の課題曲は、「僕らはいきものだから」。曲を制作したのは、4人組バンド・緑黄色社会の皆さんだそう。

公式ページよりお借りしました。


緑黄色社会のみなさんからのメッセージ

「にんげん」は生きていると、様々な変化を経験します。ひとくちに変化といっても、成長と感じるときもあれば、停滞や退化と感じるときも・・・。

それでも、変わっていくのは、動いている、つまり、生きている、ということ。人生で経験する出来事のすべては、いつか宝になる。その宝を大切な友と分かち合うために、様々な変化に立ち向かっていってほしいです。

この曲を歌うことで、自分が変わっていく「いきもの」であることを誇らしく思ってもらえますように。

Nコンサイトより

もうこのメッセージだけでも、ジーンとする。

こんな曲↓↓。NHK東京児童合唱団の皆さんが歌ってくれています。

素敵な歌詞。大人と子どもの狭間で揺れる中学生にぴったり。特に、ここが好きだなあ。

目にした全てが初めての冒険
時には恋とか覚えたりしながら
美味しそうなものは食べてしまおう
渋くても消えない 紛れもない 経験たちだもの


娘が家でもよく歌っているので、覚えてしまった。だんだん愛着もわいてくる。

ただでさえ、子ども達の歌には涙腺が緩むというのに、ホールに響き渡るコーラス部の歌声や、一生懸命歌う娘達の姿に、きっと私は涙を堪えられないんだろうなあ、と予想している。


パリオリンピックや甲子園で盛り上がる2024年の夏。娘達コーラス部の奮闘も、全力で応援していきたい。




最後までお読みいただきありがとうございました♩

子どもの出番って、親の方が緊張したりしますよね。娘には、思い切り楽しんで歌ってきてほしいです。



***2024/8/5追記***

ありがとうございます~

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