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読み聞かせボランティアの「いいなポイント」挙げてみる。



仲良しのママ友に誘われて、3ヶ月前から読み聞かせのボランティア活動に参加している。

月に1回、教室で子ども達に絵本の読み聞かせを行う、というもの。学年ごとの活動なので、私は小2息子の学年に参加することにした(小6娘からは軽く拒否された)。

事前に集まって本を決め、読むパートの割り振り、時間を計って練習、先生との日程調整など、思っていたよりやることがたくさんある。何でもそうだが、実際にやってみないと分からないものだ。

経験者のお母さんが中心となって進めてくれるので、私は少しずつ慣れていっている段階だ。

そんな、ひよっこスタッフなのだが、今の時点で感じている「いいなポイント」がいくつかあるので、紹介してみたいと思う。


①お母さん方との出会い。

まず、参加しているお母さん方がとても素敵。私も入れて、2年生の保護者は現在6人。

ボランティア活動するくらいなので、時間に余裕がある方ばかりかと思いきや、そうでもない。

活動の後にバタバタと仕事に行かれる方や、不登校気味のお子さんが喜ぶからと忙しい中参加されている方もいる。下の未就学児を連れて来られる方もいる。

共通している認識は、「本が好き」なことと、「少しでもお役に立てれば」とか、「子ども達の喜ぶ姿を見たい」、といったところ。

利己的な方が見当たらないので、一緒にいて、すごく心が安らぐ。話し合いもいつもスムーズに進む。

現在仕事をしていない私にとっては、ただでさえ人とのつながりがうれしいのに、素敵な方々と知り合えて、本当に有難い。


②素敵な本に出会える。

わが家には絵本がたくさんある。でも、多くは子ども達が就学前に買い揃えたものだ。

読み聞かせボランティアで扱うのは、小学生向きの絵本。

市の図書館から借りて来たり、自宅にあるものを持ち寄ったりするのだが、はじめて読むものがほとんど。

どの本も楽しくて、この絵本との出会いがまた、とてもうれしい。

《今まで読み聞かせた本のリスト》

『歯がぬけた』作・中川 ひろたか/絵・大島 妙子
『ぼくのかえりみち』作・絵 ひがし ちから
『おうさまがかえってくる100びょうまえ!』作・絵 柏原 佳世子
『だいぶつさまのうんどうかい』作・苅田 澄子/絵・中川 学


③子ども達の反応が最高。

そして、何と言っても、読み聞かせ本番の時間がとても楽しい。

朝、息子と一緒に登校し、PTA室で1度練習。皆でお揃いのエプロンを着ける。

その後、教室に移動する。

日によって違うが、音楽室などの大きめの教室が用意されていて、2年生約100人が並んでやって来て、目の前にお行儀良く座る。

1人のお母さんが、絵本をテレビ画面に写してめくってくれる。他のスタッフは、手元のコピーで順番に読んでいく。

皆さん、読むのがとても上手い。聞き取りやすいようにゆっくり丁寧に読む。登場人物に合わせて声色も変える。だから、私も自分なりに工夫して読んでいる。

子ども達はモニターを真剣に見ている。目がキラキラしていて、本当に可愛い。無駄話する子はほとんどいない。

数を数える場面では、合図すると一緒に声を出して数えてくれたり、面白い場面では笑ったり。

素直に反応してくれる。さすが2年生だ(高学年になると雰囲気違うのかな)。

息子も、皆と同じように楽しんでいる様子。それを見られるのも、このボランティアのメリットだ。

そして、読み終わると、先生が感想タイムを設けてくれて、各クラス1人ずつくらい発表してくれる。

「~なところが、面白かったです。」

「~では心配したけど、最後には~で、良かったと思います。」

なかなかしっかりした発表にびっくりする。

最後に、私達スタッフに「ありがとうございました!」と元気よく挨拶してくれて、「どういたしまして。」と返して終了。

わずか15分くらいなのだが、とても有意義な時間なのだ。



これが、私が感じる絵本読み聞かせボランティアの「いいなポイント」。

回によってはクイズを出したり、運動会にちなんだ本の時は『天国と地獄』をBGMで流したりと、だんだん工夫も加わってきた。

もちろん子ども達のための活動なんだけれど、お母さん達自身が楽しんで用意し、読み聞かせしている。それが何より素敵だし、この雰囲気が子ども達に伝われば、きっとこれからも楽しくて充実した時間になるんじゃないかな、と思っている。

2月には全学年のスタッフと先生方とで作り上げる劇もあるらしい。

まだまだ未知の世界だが、今から楽しみにしている。


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最後までお読みいただきありがとうございました♩

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***2023/10/23追記***

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