『街角イヤホン』に出会った夜。
深夜、YouTubeを1人楽しんでいたら、あるドキュメンタリー番組がおすすめに上がってきた。
NHK『街角イヤホン』。
イヤホンをつけて街を歩く人たち。いったい何を聴いてるの？
東京、沖縄、富士山、京都で突撃インタビュー。
聴いている音楽やラジオなどから、それぞれの人生を“のぞき聴く”１５分。
元々、『街角ピアノ』とか『ガイロク（街録）』が大好きな私。
似たような感じだな～、面白そう、と思って見始めた。
全4回。私が見たのは第3回の富士山編。
1人目。
オシャレな眼鏡屋さんから出てきた若い男性が聴いていたのは、パーカーズ『運命の人』。
曲が流れる。
ディレクターから「あなたにとって運命の人は？」と聞かれ、しばらく悩んだ後、「お母さん」と答えた男性。たくさん心配させたけど、楽しい母の元に産まれて幸せだとお話ししてくれた。
泣いてまうやろ～。
2人目。
バイト帰りの女子大生が聴いていたのは、STARKIDZの『Want It All』。
楽しい曲だから、歌詞というよりリズムを楽しんで聴いていたと。音が楽しいって教えてくれた。
ほんとだー。ピコピコ色んな音がする！
みんな色々なバンドを知っているんだなあ。
入院中にお世話になった看護師さんに憧れて看護師を目指すようになった女子大生。「患者さんを笑顔にできて信頼される看護師になりたい」と言っていた。
笑顔が素敵だったなあ。
3人目。
フェリーに乗っていた中年男性が聴いていたのは最近のヒット曲のプレイリスト。その中でもSpitzの『ときめきpart1』が好きと。
私も好き♩
男性は、「新しいものを始める時に、興味を持ってできるような楽しい曲」とお話ししてくれた。
今から自転車で駿河湾1周（約100km）を走ると。自転車はコロナ禍で運動のために始めてハマったそう。自転車をこぎながら聴く音楽に励まされていると。
すごいなあ。
4人目は、就活中で休部している吹奏楽で演奏した曲を聴いていた女子大生。
就活、がんばれ！
ラスト5人目。
自転車競技のプロだったけど、挫折して今は絵を描いているという若い男性。
底辺から上がってくぞと、ヒップホップを聴くようになって、この日聴いていたのは、仏師の『罪音』。
この曲、なんかすごく刺さった。
男性のこれからの人生に幸あれ！
とまあ、こういった内容で。
当たり前だけど、一人ひとりにストーリーがあって、ビハインドを知った上で曲を聴くとなんとも説得力がある。
実は私も、イヤホン付けている人が何聴いているのかなあと気になったりしていた。
皆さんが聴いている音楽を教えて貰えるのも、世界が広がってうれしい。
素敵な番組。15分程度というのもいい。
他の3回も、これから見てみようと思う。
※動画、サイトなど色々お借りしました。ありがとうございました♩
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
皆さんも『街角イヤホン』、ぜひ♩
＊＊＊2023/8/14追記＊＊＊
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