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積極的に引き算をしよう!

こんにちは、eringishimejiです。

小学校高学年の娘と低学年の息子を育てています。

引き算って?

ここでお話しする「引き算」とは、言い換えると「相手の言い訳をお手伝いする」、「立場や状況を考えてちょっと許容範囲を広げる」っていうことです。

前の職場の上司から教わった考え方なんですが、これが、仕事でも家庭でもすごく使えるんです!

多分、アンガーマネジメントにもつながる考え方なんじゃないかなと思います。

子どもでも分かる。

引き算は小学校1年生で習いますよね。なので、子どもにも使えます。

例えばうちの場合だと、基本子ども同士のケンカは放っていて、「自分達で解決しよう。解決しなければ言ってね」スタイルなんですが、その時に「引き算」を使うように言っています。

娘(小学校高学年)だと、
・弟は4歳も年下だからな(4年前の自分どうだったっけ)
・不器用でうまくできないとこあるもんな
・気持ちの切り替え苦手だからな
・このゲームどうしてもやりたい気持ちが強いんだろうな

みたいな感じです。

息子(小学校低学年)なら、
・おねえちゃんのほうがよく知ってるからな
・いつも勉強たくさんして疲れてるからな
・この間大好きなぬいぐるみ貸してしてくれたもんな

みたいな。
まあこれはちょっと出来すぎな気がしますが、一緒に話しながら引き算できることを探す時もあります。

一見、我慢と似たようなイメージがあるかもしれませんが、私の認識ではちょっと違います。

我慢だと、「自分がこうしてやった」という貸しのような気持ちがうまれて、それがポイント制で貯まっていくと、結局どこかで爆発して相手を責めてしまうからです。

あくまでもその場での引き算。それでもその状況おかしいでしょって時には、怒っても反論してもいいんです。


実は夫婦間で1番使える。

私は前にも書きましたが、ほぼほぼワンオペ育児をしています。世の中の家事や育児に積極的なお父様方を見て、虚しい気持ちになったことはたくさんあります。

でも、よそはよそ。うちはうち。
今ある状況を前向きに受け止めるしかないんです。

それで引き算です。

・毎日朝から晩まで精神的にもきつい仕事してるもんな(よく耐えられるな)
・ストレス発散しないとまた明日から頑張れないよな(休日自由にスポーツとかしてる)
・子ども懐かないけど、関わる時間短いから仕方ないよな

そして極めつけはこれ。
・なんやかんや言っても凸凹多いタイプだもんな

そうなんです。
息子もそうですが、得意なこととそうじゃないことの差がありすぎる!(こんなこと書いてるのバレたらやばい。)

それで今の状況を考えると、日常でイラッとするだいたいのことは水に流せます。

まあ子どもの教育上良くないことと、時代の流れに逆行していることは、引き算した後ちゃんとお伝えしますが(メールで)。


職場ではこうでしょうか。

遅刻してきた部下や後輩には、
・交通機関に乱れはなかったか
・昨日残業してなかったか
・寝坊した理由は何か

ミスが起きた時には、
・能力、立場にあった仕事内容なのか
・人員が不足じゃないか
・マニュアルは整備されているか
・プライベートで悩みを抱えていないか

などで、引き算できるポイントを探します。それがリスク管理やシステムの見直しにつながるかもしれません。


上司に対しては、
・スポ根、昭和を生き抜いてきたんだもんな
・プライド捨てられないよな
・プライベートで大変って聞いてたな

みたいな。

まあ仕事においては簡単には語れない部分もありますが、その場その状況で、一つでも引き算ポイントが見つけられると、冷静になれ、その後の対処法が違ってきたりします。

反対は足し算。

逆に「こうしてほしい」、「このくらいできるでしょ」ていうのは足し算です。

なかなか相手の気持ちに寄り添うことができず、ますますイライラしたりうまくいかなかったりします。

そうですね、書いていて分かりました。「引き算」=「寄り添う」ってことなんですね。

でも寄り添うって漠然としてますので、やっぱり、心の中で、物理的に何かを引いてあげる感覚が、実践しやすくていいのかな、と思います。

私もスッキリしました。

みなさんも試しに引き算してみてくださいね。



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