思考から外れて生きる
先日、おもしろい夢を見ました。
目の前でMOMOYOさんがトレーニングのための模擬セッションをしています。
クライアント役は一緒に学んだお仲間。
クライアントとMOMOYOさんとの会話が進み、クライアントが独り言が多いという話題になります。
そこで私が突如、
「そうなんです!彼女、独り言が多くて」
ってMOMOYOさんに訴えました。
まるで、鬼の首を取ったかのように。
相手の落ち度を先生に告げ口して、叱ってもらうことを期待する感じです。
"ほら、やっぱり!独り言が多いと気になってたのよ。何とかして欲しかったのよね!"みたいな。
(セッション途中で口出すってありえないけど、そこはまあ夢だから)
だけど、MOMOYOさんは私を哀れむような表情で、
「どうして、それが許せないんだろうね」
と、私に投げかけます。
!!!(絶句)←夢の中で
私「あーー!私が独り言が多いことを気にしていて、私がそれを意識しているからだ!!」
夢の中の私は、私の中の問題だと気づかされて居た堪れなくなりました。
そこでハッと目が覚めて、
"何て何て、自分の内側に向けさせる重くて鋭い質問なんだ!さすがだわ!"
ってなって、メモして二度寝しました。
(朝4時くらいだったから)
題材が独り言なのがイマイチだけどね。
マジで、どうでもいいもんね。
クライアント役の子が独り言を言ってるのなんて、聞いたことないし。
私はしょっちゅう言ってるけどさ。
だけど、こういうシチュエーションって心当たりがあります。
子どもが「いーけないんだ、いっけないんだ!そんなことしたら、怒られるんだ」って言う感じで、誰かが間違ったことをしていたら、先生や上司やらに叱ってもらい正してもらおうとする。
その人が叱られたら、溜飲が下がる。
告げ口したのに叱られなかったら、モヤモヤしたままになる。
そこで、この一言。
「何でそれが許せないんだろうね?」
そもそも、その人の言動行動で自分がモヤモヤするのは、何でなんだろうね。
どうして、それが気になるんだろうね。
例えば、ファミレスのバイト。
(高校時代、ファミレスでバイトしてた)
なんか知らんけど、いっつも私ばっかりレジに入るし、ご案内してる。
また私かい!って思うけど、誰も見てないし、レジでお客様を待たせるわけにいかないしって結局、私がレジに入る。
"どうして、動いてくれないのさー。私ばっかりじゃん"
ってモヤモヤする。
この状況を店長が気づいてくれないんだろうかって思う。
ここで、さっきの質問。
「どうして気になるの?」
簡単に言えば、動かないといけないと私が思い込んでいたから。
イコール、私自身を『怠け者』で本来は『動かない人』と思っているから、動くか動かないかが、大事だったからです。
私自身に『動かない人』っていうレッテルを貼っているから、それを他人にバレたくない。
バレないために必死に動き回ります。
逆に動かない人がいると安心するのです。他人に私が『動かない人』レッテルを貼られるリスクが減るから。
わざと、周りに仕事ができない人を配置する。
はあ〜、仕事ができるのは私ばかり也。
そのように私自身が思っていられる状況がほしい。
だから、そういう現実を引き寄せる。
マインドの自分はめっちゃ苦しい!何でこうなるの!って思っているけれど、実は潜在意識の思い通りの現実があるだけなのです。
動かない人でいいじゃーん。
もう、なーんにもしない人でいいや!って受け入れたらいいだけ、、なんだけど、そうさせてくれないのがマインド。
イヤイヤ、何言ってんの。
怠け者で生きたら、仕事がクビになるかもよ。どうすんのさ、路頭に迷うじゃん!
大げさに感じるけれど、結構大げさに考えているのがマインド。
恐怖を原動力にするから、いつまでたっても怠け者になれない。
怠けてても、どこかで不安を抱える。
そんな恐怖なんて存在しないと、自分が腹の底からわかるだけなんだけど、こびりついたトラウマは厄介だ。
それが幻ってなかなか受け入れないようにしているから。
恐怖に人は動かされやすくて、すぐに惑わされてしまう。
誰でもない自分が良いと思うことをすればいいのに、恐怖から簡単に他人が良いと言うことに乗っかってしまう。
多数派と思えることに乗っかる方がはるかにラクだし、それが正しいとこれまで思ってきたから。
だからスピリチュアルに生き始めても、ズブズブとマインドの世界に戻ってしまう。そっちが苦しいはずなのに、恐怖が勝ってしまう。
どんなに現実に思えること、社会的な出来事もただ揺さぶりをかけているだけ。
不安が怒涛のように襲ってきても「マインドが勝手に恐れているだけだ。そっかー、マインドの私は不安なのね」と思える、マインドから外れた外側の自分の視点を持つ。
そうやって自分の感覚を地道に積み重ねて進むと、スピリチュアル感覚に生きる自分にマインドも納得し始めると思います。
日常のありとあらゆるすべてに自分への気づきがあります。
何もムダがないのです。
Spiritual Anatomy®のオフィシャルなシニアプラクティショナーとして活動中です。
対面セッションは東京で行っていますが、現在はSkypeのみです。
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