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コールセンターの仕事はアリか?


コールセンターの仕事の魅力

 私は今、コールセンターで働いている。今まで看護師としてずっと20年もの間働いてきたのに急にコールセンターへ転職した自分にワクワクしかない。

 夫はもったいないを連呼した。それはそうだろう。看護師のお給料はいい。ボーナスもちゃんと出る病院も多い。今は違うかもしれないけれど、私が病院で働いていた頃はボーナスがしっかり出ていたし、最近までクリニックでパートをしていたけれど時給は倍まではいかないにしろ一般的なパートと比べると良かった。

 コールセンターの魅力を語るには、まだ1ヶ月も満たない経験なのでちょっと語るには早いかもしれない。
 最近ようやく研修が終わって、きちんと本当のお客さまの電話対応をするようになった身分なので。それでもこんなまだ新人のオペレーターの私がここでは少しコールセンターの魅力を語ろうではないか。

 コールセンターの仕事は基本的に座っている。当たり前かもしれないし、読者の方も容易に想像できるとは思うが座り仕事がこんなにも楽なのかと私は思って仕事をしている。
看護師の仕事は座ることは少ない。中腰ならある。しゃがんで説明することもある。基本、立ちっぱなしだし歩き回っていた。
だからオフィスワークといえばいいのかこの座って仕事をするということの楽さはとてもいいなぁと感じている。

 お客さまの対応が大変そう…と思っている方が多いのではないだろうか。私もそのうちのひとりだ。

コールセンター用語で「温度感が高い」という隠語がある。
温度感が高いとは、イラ立っているという意味なのである。
私はまだこの温度感が高いお客さま対応をしたことがないのでのんきにこんな書き方が出来るのかもしれない。

 もう少し経験したら、病んでしまうかもしれない…。それくらいコールセンターはメンタルが病みやすい職場らしい。
ネットや人からの噂で知っただけなので、実際のところはわかっていない。でもコールセンターは大量の求人募集をかけて人を集める。
そして大半が辞めていく。そんなことも聞いたし、実際に現場にいるとその状況を目の当たりにしてしまうので納得できる。
 この辺の話は、今月末くらいに何か書けるのではないかと思っている。
楽しみにしていて欲しい。

 話しがだいぶズレてしまったが、コールセンターは座って仕事が出来て楽だけど、温度感高いお客さまも多いので病みがちという要約をしておく。
 どこがコールセンターの魅力について書いた記事なのかとクレームが入りそうなので、もう少しだけコールセンターの魅力について語っておく。

 コールセンターは自由だ。何が自由かというと「服装」「髪型」「ネイル」そのあたりは場所によりけりかもしれないが、私が働いているコールセンターは比較的ルールがゆるいし自由だと感じている。
ピンクの髪の毛の職員もいるし、赤いネイルの人もいる。デニムで働いている人もいるし、きちんとスーツ着ている人の方が少ない。
女性はノースリーブや短パン、ミニスカートは禁止だけどね。

 まだこの辺りは想像になるけれど、もしかしたら対人恐怖症的な人もきている可能性は高いのではないかとスタッフを見ていて思う。
コールセンターは電話ごしの対応だから、お客様と直接顔を合わせることはない。
案外、実際に人とリアルでコミュニケーションが苦手という人も電話ごしならイケるなんていう人も中にはいるのではないかななんて想像している。

 コールセンターは、人間関係もなくはないけれど基本的には自分対お客さまのスタンスだから、気楽だなと感じている。
看護師時代は、人間関係に相当苦労をした。スタッフ間の人間関係はもちろんのこと、医師や薬剤師、医療事務(クラークさん)、患者さん、患者さんのご家族さま…。本当にややこしかったし、大変だった。
でもコールセンターはお客さまとは基本的には一期一会だし、誰かと一緒に仕事をするということはない。もちろん電話をとって本人確認のチェックシートを管理者に確認してもらい、要件を管理者に伝えて答えをもらいお客さまに伝えるので(私の職場の場合)そこには管理者との人間関係は発生しているけれどね。

 実はまだコールセンターの魅力を語るには不十分な私。
でもコールセンターという仕事をしてみたかったから、今のところは満足しているし見るものすべてが刺激的で楽しい。
この「楽しい」と思えることが何よりも大切なのではないかと思う。

 今のところコールセンターの仕事はアリ。もう少し続けてみたいと思っている。

 最後までお読みくださりありがとうございました。


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