議員でもあり、がん患者でもある私が社会で生き抜く為には超重要だと思う3つのコト★2023年5月

橋口絵里奈@ぐっちゃん🌸明るい闘病日記

2023年5月29日 08:52

おはようございます。
本日は、本当に重要なことを伝えたいと思っております。議員でもあり、がん患者でもある私が社会で生き抜く為には超重要だと思う3つのコト 早速いきます!


1、気を使いすぎないこと


→がん患者さんは繊細な人が多いので、改めて伝えたいです。
気を使いすぎないで、自分のありのままでいてください。
「お前の話なんて誰も聞いてないよ」と言われた経験もあり、深く傷ついてきました。一時は傷ついて傷ついて貝になりました。生きてるだけで私は迷惑なんだと思ったことは100回は超えています。

そんな私でも街頭で今はもはや「がん経験したけど、乗り越えて今度は私がみんなを支えていきたい」と言い放ちました。

色々な人に気を使って、自分らしさに蓋を閉じるのをやめました。


気を使わないと、周りも気を使わずにいてくれるので、結果、気を使わずにすむので自分もラクになり、周りもラクになります。


2、がんを周囲がほぼ理解していないと認識すること

(小中高校生除く)

これも本当に大事でなので改めて言います。
みんなほぼ理解はしていません。

がん教育を受けていないからです。

2020年より小学生、中学生、高校生とがん教育は義務化になっている為、別です。

残念ながら、今がん教育を必要だと感じて取り入れてくれる企業もほぼいません。個人もがんを他人事だと感じてしまうので、がん教育を受けたいと思ってもらえません。がんを学ぼうとしてくれるのは、周囲にがんの経験をした近しい人がいる方ぐらいです。それか医療者の方々、NPOなどの支援団体ぐらいです。
なので、孤立を感じやすいがん患者さんという状況になります。

しかし、ここで考えてみてください。
なぜ、小・中・高校生はがん教育を学ぶのでしょうか?

必要だと文科省が判断してくれたからです。

悲しみなど蒸し返す事になるかもしれない等あったそうですが、
これから先の人生で学ぶ事で得られる利益が大きいと判断されたそうです。

大人はまだなので、がん患者さんが、
「がんってね・・・」と1人1人いわゆるがん教育をする事になっているかと思いますが、なかなか理解してくれない方に教育するのも困難ですし、
逆に大人へのがん教育は、「いや、そんなはずはない!!!」となぜかがん患者さんが逆に怒られてしまったり等、とても困難極まりないので、

まず、がんは周囲が理解していないと認識をする。
それが大事だと思います。
※悲しい事言ってごめんなさい。
でも、一概には言えないとも思っていますし人によるとも思っています。

上記を踏まえ支援する側、メディア、医療、そして国は全力でどうやったらがん教育への理解が広まるか考えるべきだと考えています。


3、そんな状況にも関わらず、理解しようとしてくれる人がいる事自体、その人は本当に大事だという事を理解すること。


「よく、あの人は全然理解してくれない!!」
など愚痴を聞く事はとても多いです。

苦しみ、悲しみ、辛さ、わかります。私もがん経験しています。
私も傷ついた経験は何回もあります。

理解しようとしてくれる事自体、宝物だと認識しておいた方がどうやら良さそうだという事は身を持って知りました。

こんなにも社会的支援が整っていない

にも関わらず、時間を割いてあなたの話を聞いてくれる事自体が、
すでにもうあなたに寄り添ってくれています。

これは、私がもっと早く知っておけばよかったなと
後悔している位なので、
皆様には笑顔になっていてほしいので、
先にお伝えしておきます。

なので理解をしようとしてくれている人がたまに貴方を傷つけてしまっても、「わかっていないだけなのよね〜」と許してあげてほしいです。

社会的支援がない事ほど、悲しいものはないのですが・・・
がん患者さんは時代の先駆けだと思っているので、
ぜひみんなで時代を作っていけると嬉しいです。

政治家に任せるなどではなく、みんな1人1人が時代を作る!!
私はそんなみんなのリーダーでいたいと思っています。

それでは!


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