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習い事、辞めました。

子供が「習い事に行きたくない!」と言う。
あるあるですよね。
続けさせたい親と辞めたい子供。
我が家は先日、二女の英会話教室を辞めさせました。
親としてかなり葛藤がありましたが、母娘ともにストレスがなくなり、今は辞めさせて良かったと思っています。

辞めたいのに、楽しんでる…?

二女が英会話を習い始めたのは4年前、年少のときでした。
初めこそ楽しく通っていましたが、長女とクラスが別々になった2年目から徐々に嫌がるようになりました。
しかし先生曰く、教室に入ってしまえば楽しそうにしているし、内容もしっかり理解できているとのこと。
娘になぜ嫌なのか理由を聞いても、明確な答えは返ってきません。
今思うと、自分の中にある感情を上手く言葉にできなかっただけかもしれません。

明確な理由は無いし、レッスンはちゃんと楽しんでいる。
この状況で辞めさせるのはもったいない気がして、泣き喚く娘を毎週無理やり連れていきました。

限界を迎えて

娘のイヤイヤは相当なもので、大泣きし暴れ、叩いたり蹴ったり暴言を吐いたり…そんな娘を相手にするのはこちらもかなりのダメージを受けます。
娘と一緒に泣いたことも数知れず…
少しでも行くのが楽しくなるようにと、いろいろ作戦を立てても効果はありません。
約3年間そんな状況が続きましたが、もうこれ以上は無理だと、私の心に限界が来ました。

ここまでして続ける意味はあるのだろうか。

限界を迎えてやっと、そのことをしっかり考えてみようと思ったのです。

辞めさせたくなかった理由

私が辞めさせたくなかった理由は、主に次の3つでした。

①せっかく学んだことが無駄になってしまう
語学は使わないとすぐに忘れてしまうからもったいない

②すぐに諦める子に育ってしまう
英会話だけでなく、スイミングと体操教室も続かなかった

③先生と気まずくなりたくない
長女はまだ続けるので、辞めても関わりが続く
二女のためにいろいろ考えてくださったのに、辞めてしまうのは申し訳ない

理由を明確にし、それぞれの理由について「本当にそうなのか?」とよく考えたとき、私が感じている不安はどれも大したことではないと気づきました。

理由を明確にして気づいたこと

例えば、発音の仕方や会話を忘れてしまったとしても、きっとアルファベットくらいは読めるでしょう。すべてが無駄になるなんてことはありません。
また、娘は自分がやりたい!できるようになりたい!と思ったことは、こちらが止めてもやり続けます。(縄跳びを1時間跳び続けたことも…笑)
そして、先生との関係よりも、娘との関係のほうがよほど大切ですよね。

このように考えられるようになったことで、やっと辞めさせる決断ができました。

今この瞬間を大切に

娘の将来にとって、この決断が正しかったかどうかはまだわかりません。
今は小学校でも英語の授業がある時代です。娘自身が辞めたことを後悔する日が来るかもしれません。でも、それはその時また一緒に考えればいい。
少なくとも今の私たちにとっては、最善の決断でした。
今は娘も私もストレスから解放され、心穏やかに過ごせているから。
将来のことばかり考えて娘と向き合えなくなるより、今この瞬間の娘を大切にしていきたいです。






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