見出し画像

《読書》子育てのイライラ・怒りにもう振り回されない本/篠 真希

久々になってしまった本のレビュー💦
毎日読んでいるのに、なかなかnoteにかけていませんでした。。。
でも、この本は是非シェアしたいと思う内容が多かったので、書いてみます!!

私の心に響いたポイント

①怒りは願いの裏返し

「怒りは願いの裏返し」
わたしの好きな言葉です。
子どもが怒って訴える裏には「願い」があります。
・・・
子どもが怒って訴えてくるとき、その怒りは「この状況を変えてくれ!」と願うサインです。

この考え方、素敵だな〜と思いました。
「願い」と捉えられると自分自身の心も対応も少し変わる気がします。

②怒りの衝動を抑える方法

怒りの衝動を抑える方法がいくつか紹介されているのですが、この2つは試してみたいと思ったものを紹介します!!

・コーピングマントラ
自分の気持ちを鎮める言葉を予め用意しておき、イラッとしたときに自分に言い聞かせる方法。(例・大丈夫やありがとうを5回言う、ビビデバビデブーと言うなど)

・グラウンディング
怒りにとらわれてしまいそうになったときに、目の前にある何らかのものに集中するという方法。(例・ペンの形、スマホの傷など何でも良いので、じっくりと観察する)
ただ「今」「この場」に集中し、怒りを大きくしかねない「過去」も「未来」も考えないようにする。

③怒りを客観的に見つめる

・怒りに温度をつける
怒りをコントロールしにくい理由の一つは、基準がないから。
怒りは幅のある感情なので、その幅を数値化して、自分の抱える怒りのボリュームを理解できると、突然扱いやすくなるというもの。

怒りを温度で表すと…
 10・・・人生最大の怒り
 8・・・もう爆発しそう!
 6・・・ムカムカ
 4・・・イライラして腹が立つ
 2・・・イラッと不愉快
 0・・・穏やか

・ストレスログ
心のコップがあふれる原因にもなる自分のストレスを客観的に見てみる。
まず最初に、自分の感じているストレスを書き出し、2つのポイントで見極める
1,それはコントロールできるのか、できないのか?
2,それは自分にとって本当に重要なことなのか、そこまでではないのか?

ストレスログの書き出し例

実際に書き出してみると、自分の力で変えられることか、そうでないのかがはっきりしてくる。
すると、どうにもならないことに対して、よけいなイライラを持ってもどうしようもないということに気付き、自分にできることも見えてくる。

④心のコップに水が溢れる前に抜く習慣


★1、2分でできる気分転換

・身体リラクゼーション:有酸素運動
ジョギング、水泳、ヨガ、ストレッチ

・ハッピーログ
どんなささやかなことでも、良かったことを思い出して書き出す

・気分転換できるものを用意
アロマを焚く、子供の笑顔の写真を見るなど 

⑤「叱る」ことの真の意味  

「叱る」とは相手本意なもの。アドバイスや改善、成長を促すための行為です。
だから、良くならないようなら、怒っている意味はない。

子どもを叱るときに割るれてはいけないことは、「何のために叱るのか」「どうなってほしいのか」をお母さんがわかっておくこと。

⑥あれこれ叱るより1つに絞ったほうが確実に届く

叱るときにまず大切なことは、言うことを1つに絞ること。これが一番効果大。
あれもこれもいえば、子どもは何を言われたのかがよくわからなくなるもの。
叱りたいことがあったら、できる限りその場で、そして目の前のこと一つについて叱りましょう。
あれこれ言うことがいかに逆効果か。
「10言えば8くらいはわかるだろう」ではなく、「1を言って1をきっちり伝える」ほうが意味のある叱り方になります。

耳が痛いですが、そうですよね。と納得。

さいごに

とても参考になることが多い本でした。
試してみたいなと思うことも多々。
こういう本を読んだあとは、意識するのですが継続するのが難しい。

定期的に読み返して意識していきたいと思います〜!!

  

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?