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ハッピーになった春

海岸地方に住んでいたときには、花粉症なんて忘れてたのに、仕事のため、都心(正確には郊外だけど)に引っ越したら、毎年苦しい春に悩まされている。

残念なことだけど、春は好きじゃない・・・じゃなかった。

というのも、今年はもう花粉症が始まってもいい時期になっているのに、なぜか全然大丈夫。

去年は、自粛で外出が出来なかったから、症状もほとんど出ず、薬もほとんど飲まずに、なんとか我慢できた。

でも、今年は?

マスクのおかげもあるかもしれないけれど、この間、マスクによる酸欠で、懲りたので(ブログ「後遺症を吹き飛ばす!」)、最近では、人がほとんどいない昼食時間に公園に行って、マスクを取って歩いている。とても気持ちよく空気が吸えて、すごい幸せ感を味わっている。

それに、マスクなしでも、目もかゆくないし、くしゃみもひどくない。

もしや、あの花粉症は気のせいだった?と思ってしまうくらい、楽だ。

でも、よく考えた。

それは、母にうるさく言われてた鼻うがい

この年になっても、母親にブツブツ怒られて、ハイハイと言って、言われたことを聞く良い娘の私(笑)は、鼻うがいをやっていたのだった。

はじめたのは2年前くらい前から。

薬を飲むのは嫌だったけれど、花粉症でしょっちゅう鼻をかんで、鼻の周りがひりひりするのも嫌だったから、仕方なく、何十年も薬を飲んでいた。

病気は自分の力で治す私が、なぜか、花粉症を改善させようとはせず、あきらめていた。

私の今までの人生、この薬だけを毎年春に、毎日必ず飲んでいたんだけれど、私の肝臓がかわいそうで、早く飲むことをやめたかった。

だから、こんなに鼻うがいの効果があるなんて、思わなかったけれど、母親の言うことを聞いて、自分で塩水を作ってやっている。


National Institute of Health(米国国立衛生研究所)の分析では、鼻うがいで、アレルギーによる症状や薬の消費量が減少している。

鼻アレルギーで生理食塩水による鼻腔洗浄を行うと生活の質、*粘膜の線毛運動の時間が改善されます。また、抗アレルギー薬の使用量も減らすことができます。鼻腔洗浄は、安全で安価な非薬理学的治療法です。
*線毛運動は、鼻や気管・気管支など気道の粘膜にある吸い込んだ空気中の細菌やウィルスなどの異物を排除する働きです。 異物は粘液に捕捉され、線毛運動によって排泄されます。


また、偶然、下記の動画も見つけた。

長引く不調の原因は上咽喉(鼻とのどの間、鼻の奥の突き当たり)の炎症。

上咽喉は鼻から吸い込んだほこりや細菌、ウイルスなどの異物と体の免疫システムの最初の接触地点で異物から体を守る強力な免疫装置である。

鍛えるには三つの方法がある。

1. 鼻奥まで丸洗いできる鼻うがい                  2. 上咽喉だけを洗浄する上咽喉洗浄                  3. 首を温める

また、他に、上咽喉を治療するため、薬に頼らない方法の*EAT療法についても動画ではとても詳しく説明されている。

*EAT療法 上咽頭炎の治療として効果的なものは0.5%~1%*塩化亜鉛溶液を染み込ませた綿棒を用いて、鼻と喉から直接上咽頭に薬液を擦りつけることです。 この治療は通称EAT<イート>(Epipharyngeal Abrasive Therapy、上咽頭擦過治療)治療といわれています。
*塩化亜鉛溶液 タンパク質を変性させて組織や血管を収縮させる作用をもっているので、炎症を起こしている(赤くはれている)組織に塗ることで炎症を抑えることができます。 のどの周りには、口や鼻に入ってきた細菌やウイルスから身体を守るため、いくつかの「扁桃」があります。

これから、うがいをすることで、みんな健康になれそうだ。





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