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Mimi 2

『わたしピアノすきかも』の紙芝居コンサートをしたい
という相談を
役者の友人バンジャマンにしてみることにした。

彼とは以前、やはり轟千尋さんの音楽で
いわさきちひろ版人魚姫の紙芝居コンサートを
一緒に上演していた。
オリジナル絵本と翻訳を見せると
おーいいね、とすぐに興味を示してくれた。
話すたびに
ミミが、ミミが、というので
ミミってタイトルは良いかもと思いついた。
そういえば講習会でも生徒たちがミミーミミーと
親しみを込めて呼んでいたなあ。
しかもミミはフランス語でも
音の名前であるし、
ミニョンを縮めたミミは可愛いという意味でもある。

タイトルは
Mimi - si ça se trouve, j’aime le piano
ミミ わたしピアノすきかも
に決まった。


そういうわけで話が盛り上がり
まずは作者の轟千尋さんに連絡、
紙芝居コンサート実行の承諾を快く頂いた。
たかきみやさんのイラストを使用させて頂くので
音楽之友社さんにも許可を頂く。

そうこうしながら
リハーサルが始まった。


今回はコンサートというより
ショーにしたい。
普通にお辞儀をしてかしこまって始めるのではなく、
サーカスやマジックショーを見つめる子供達のように
ワクワクしてほしい。

そう思い、オープニングには
やはり轟千尋さんの
ねこふんじゃった即興曲を使わせて頂くことになった。
ねこ踏んじゃいながら
マーチになったりワルツになったり
とっても楽しい曲なのだ。
そこに愛嬌たっぷりのバンジャマンが
トランクを持って登場、紙芝居の舞台を組み立てる。
彼曰く
昔の旅する紙芝居おじさんのイメージらしい。

トイピアノの入った私の赤いトランクを見た
バンジャマンが
あれ、うちにも同じようなトランクあるよ!と
持ってきてくれた。
あら、お揃い!とまた盛り上がる。
トイピアノ、木琴、
毛糸を巻いたバチ、小道具も揃ってきた。

リハーサル中↑
カメラマンのフレデリック氏が
素敵な写真をたくさん撮ってくれて感激!


夫が作ってくれた紙芝居トランクは私の宝物
トイピアノ用のミニ楽譜


宣伝用のビデオもできた!









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