さいきんのパリ散歩 その後
1日1時間でも、散歩してます。
走ったり、歩いたり、きょろきょろしたり。
公園はずっと閉鎖していて、草伸び放題。
椅子がもう、草に浸食されている。
ちょっと、コンセプチュアルなアートのようだ。
半径1kmより遠くに行けない。
それでも、よく見ると素敵な風景がある。
シャンソニエのラパン・アジル、ひっそりしてる。
またにぎやかな夜は、やってくるのかな。
ここは、いつか入ってみたい小劇場。
モンマルトルには、たくさんの劇場がある。
大きなものから、ほんの小さなものまで。
ギャラリーもたくさんある。
いまは、ぜんぶ閉まってる。
でも、よく見ると、展示の内容が変わってたりする。
たまに通りかかるひとのために、
生きていることを作品で主張する。
公園は閉鎖していて、その方が美しい。
鳥が自由に鳴く公園が、いつまでも続けばいいのに。
パリの街を、坂の上から眺める。
近所にあるこの道は、異世界だ。
この道を出ると、猥雑で雑多なパリの端っこ。
池のない公園にも、鴨がやってくる。
いまやオペラ大通りにもいるらしい。
シュローの花が咲く季節。英語ではエルダーフラワー。
ちょっと拝借して、夫にシロップをつくってもらった。
大好物。大好物が多いほど、幸せになれる。
片方だけみると、ただの狼。
もう一方の道をみて、物語ができる。
晴れた日に、こんな大きなアートをみた。
見上げないと、逢えないものがあるものだ
パトカーのレッカー車はトリコロール。
来週は、やっと外出禁止がとける。
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