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モンマルトルのブドウ畑

コロナ禍が始まってからというもの、もともと狭い行動範囲がさらに小さくなりました。
美術館も映画館も閉まってるからひとりでお出かけもないし、カフェもレストランも開いてないから誰ともほぼ会わない。
遠出したところで、夜間外出禁止だから18時には家に戻ってないといけないし。
たまに、テイクアウトをしてる近所の友達のレストランに邪魔しに行くくらい。
バスに乗るのも、数週間にいちど隣の区の中華スーパーに行く時だけ。
まあ文句言っても仕方がないけど、なんやろねこの状況。
でも病気は怖いので、家で大人しくしてます。

前置き長いわ。

さて、真綿で首を絞めるソフト・ロックダウン状態。
できるのは、いつもと同じで近所の散歩です。
モンマルトルは、外国人観光客はさすがに少ないけど、フランス人観光客はけっこういます。

モンマルトルは丘なので、上に行くまでにいろんなルートがあるけど、気に入ってるのはブドウ畑を通るコース。
パリ20区内唯一のブドウ畑「クロ・モンマルトル」はいまこんな感じ。



冬のブドウ畑はさみしいけど、いまも樹は新しい季節の準備中。
毎年、こんなに何もなさそうに見えて、ちゃんと芽吹いて蔓を出して、実がなる。
そして、ワインが造られる。
水面下の準備期間こそ大事なんだよな、といつもこの時期のブドウを見ると思う。

お前は何年準備期間をやっとるんやって話ですが、まあええわな。

さて。奥にみえるのはルノワール等が住んでた家で、いまでは「モンマルトル美術館」になってます。

向かいには有名なキャバレー「オ・ラパン・アジル」。

コロナのため、どちらも休業中😢

静かなモンマルトルは大好きだけど、観光名所に人だかりもなくて、なんか調子狂う。
いつになったら、普通に戻るんだろう。

で、ニューノーマルってなんですか?😂

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