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無名ライターが3年でセミナー登壇できたのはなぜ?鍵はTwitter仕掛けの「セルフブランディング」
最近、個人でセミナーやイベントを開催することも容易になりましたよね。主催してみたい!と思っている人も多いと思いますが、「講師として呼ばれてみたいな」なんて考えている人も増えているのではないでしょうか。
私は、今年7月に『すぐ実践したくなる!"伝わる"インタビュー記事の作り方』と題し、広報担当者向け無料セミナーに講師として呼んでいただいたことがあります。「セミナー講師」と言うと「有名メディアの有名ライターだからでしょ?」と思われるかもしれませんが、実は全くそうではありません。当時担当していたメディアはそんなに大きなメディアではなかったし、ライターとしても無名だった私。そんな私がなぜ、公の場でインタビューノウハウについて話すことになったのでしょう。
ついに #ひよこPR 明日の開催です🐤
— 白井恵里子🇹🇭国際協力×広報PR (@EricolatteU) July 5, 2022
参加者の皆さまの貴重な1時間をいただくからには…と、夜な夜な発表練習に励んでいます(笑)。
主催者がとっても優しくてデキるお二方なので、心強いです🥰申込みしていなかった!という方はまだ間に合います🙌https://t.co/6ErGZYnmCE pic.twitter.com/RSXV2JIraV
振り返ってみると、鍵は「Twitter仕掛けのセルフブランディング」だったのかもしれないと思い当たります。「Twitter仕掛けってどういうこと?」ちょっとでも興味を持ってくれた人はぜひ、読み続けてみてください!
未経験WEBライターからのスタート
私は2019年、未経験WEBライターとして活動をスタート。当時二人目を出産したばかりだったため「在宅でできる仕事がしたい」と思い、出会ったのがライターの仕事でした。最初は「未経験でも可」というコラムライティングの案件に応募し、複数記事を執筆。しかし全くフィードバックがもらえない環境だったため「このままではスキルアップが期待できない」と感じ、別案件にシフトしました。ニュース記事や、簡単なインタビュー記事(メールインタビュー)を執筆する案件でした。
そこから「ライターって面白い!次は編集にも挑戦したい!」と欲が出まして、本格的に就職活動を開始。2020年4月にビジネス系メディアのライター・編集者として就職しました。
翌年1月頃から「メールインタビューではなくオンラインで直接話を聞くインタビュー法に変えたい」と考え、Zoomでのインタビューを複数行うように。主に若手ビジネスパーソンを対象に、月8本ぐらいのインタビュー記事を執筆していました。
ライター・編集者としては完全に無名な私ですが、色々なご縁がありまして、メディア担当になってから約2年後の2022年7月、広報担当者向けセミナーに講師としてお招きいただいたのです。参加者は約50人。皆さん「しらえり先生!」と親しみを込めて呼んでくださり、とても楽しい学びの場となったことは、私にとっても大きな財産となりました。
おはようございます!昨日の #ひよこPR では優しい参加者の方々に「しらえり先生」と名付けていただきましたので、本日限定でTwitter名を改名しました🐤笑
— 白井恵里子🇹🇭国際協力×広報PR (@EricolatteU) July 6, 2022
本日限定ですよっ🤭❤️
私自身も、もっと良いインタビュアーになれるよう、今日からまたがんばります🙌
無名なのに、なぜ?鍵は「セルフブランディング」
始まりはTwitter「白井さんに取材してもらいました!」
セミナー登壇までの軌跡を振り返ってみると、始まりはTwitterを始めたことかな、と思い当たります。主に情報収集として2021年1月頃にTwitterを本格始動した私は、当初こそ「何を発信すればよいのだろう」という、ありがちな壁に直面していたものの、徐々に楽しくなっていきました。
なんども言いますが「無名ライター」ですので、「私のことに興味を持っている人なんていないだろう」という前提でスタートしたTwitter。取材で感じたこと、メディア担当として考えていることなど、試行錯誤しながら発信を続けていたわけですが、一番大切にしていたことは「取材関係者との関係性を維持すること」でした。取材して、記事を公開し、終わり!ではなく、インタビュー対象者や広報ご担当者とTwitterで繋がっておくことで、なかには「白井さんに取材してもらいました!」とツイートしてくれる人も多くいらっしゃり、本当にありがたいなぁと思っていました。そういった流れの中で徐々に「白井というインタビューライターがいるらしい」という認識が、少しずつ広がっていったように感じています。(本当に少しずつ)
PRtimesさんが運営するメディア「U-NOTE」に取材いただきました🙌
— みずの@ラフール | SaaSセールス (@boy1384) August 16, 2021
ラフールへの入社理由や仕事において重要視している価値観についてお話しさせて頂いております!
白井さん、貴重なご機会をありがとうございました🙇♂️(@EricolatteU )https://t.co/VX48vRTp7x
発信していくうちに、見えてくる「〇〇なら自分」
そして、ある時に気付いたんです。インタビュー中に気付いた「こうすればうまく話が引き出せるかも」といったことや、執筆しながら感じた「記事ってこう書いたら響くのかもしれない」といったことを発信してみると、他の発信内容よりも反応が良い。「なるほど!」「勉強になります!」なんてリプをくださる人もチラホラ。これに気が付いてからは、意識的にインタビューのノウハウに関するツイートを多くしていきました。
自分では「ライターとして私はまだ未熟」「こんなこと、きっと大した知識ではない」と思っていても、周りからは「学びになる!」と言ってもらえることがあるんですよね。それは発信していたからこそ、気が付けたことでもあるんです。
一言足りとも、聞き逃さない。インタビュイーの発する一言一言に、深掘りするネタはたくさん潜んでいます。さらっと言ったそのワードから引き出したストーリーが、インタビューの最重要ポイントになるかも。だから私は、1時間ずっと全集中です👩💻
— 白井恵里子🇹🇭国際協力×広報PR (@EricolatteU) July 19, 2022
プロフにも「150人にインタビュー」とか「取材や執筆のこだわりもたまに発信」などのワードを入れてみて、徐々に「若手ビジネスパーソンのインタビューなら白井」というセルフブランディングが出来上がってきたように感じます。
もともと「インタビューなら白井」というセルフブランディングを目指していたわけではなかったものの、発信を続けていくうちに確立されていったこのイメージは、仕事においても大変有利に働いてくれました。
DMなどで「白井さんにインタビューしてほしい」とお声がけいただいたこともありました。本当に嬉しいことです。
こんな風に言っていただけると、本当に嬉しいし、もっとがんばろうって思える😭❤️ありがとうございます。 https://t.co/8kX1TNEgJ7
— 白井恵里子🇹🇭国際協力×広報PR (@EricolatteU) July 15, 2022
ずっと前からずっと発信していることだけど、「取材して記事公開して終わり」にはしたくないと思っています。その後に、その人がどんな活躍をしているのか、SNSでもずっと追っています。いつか「U-NOTEのインタビューが転機だった」と言ってもらえたら、どんなに幸せだろう🍀
— 白井恵里子🇹🇭国際協力×広報PR (@EricolatteU) July 14, 2022
仕事やキャリアに活かせるアカウントにするために
仕事の一環で始めたTwitterですが、仕事やキャリアに活かせるアカウントに育てていくのは、本当に難しいと実感しています。でも、周りの力もうまく借りながらセルフブランディングしていけば、「〇〇なら自分」というイメージが作り出せるかもしれません。
私は今年9月にライター・編集者としての道からいったん外れ、これからは「国際協力×広報PR」に挑戦しようと考えています。そのため、徐々に「インタビューなら白井」から「国際協力×広報PRなら白井」「タイで広報なら白井」「駐妻広報なら白井」などといったイメージにシフトしていきたいなぁと模索中。それに伴い、発信内容も少しずつ変えています。
自分が前に進み続ける限り、セルフブランディングに終わりはないと思っています。途中で方向が変わったっていい。「やっぱり前に戻る」でもいい。その時々の自分が納得いくセルフブランディングに取り組むことが、仕事やキャリアにおける「種まき」に繋がっていくと信じています。
「セミナーに登壇するためには?」といった切り口でスタートしたこの記事ですが、セルフブランディングを通じて"仕事やキャリアに活かせるアカウント"を育てることができれば、セミナー登壇にとどまらず、色々な可能性が広がっていくことでしょう🌸ということを伝えたかったのでした!
最後に…ひよこPRにお招きくださったLifexの丸山さん(@yuu3_maru3)と、日本一走るアナウンサーの長谷川さん(@tomokah0c_0)本当にありがとうございました。この場を借りて、改めて感謝申し上げます。
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