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何気ない会話からわかったこと

何気ない日常の会話から
解決の糸口をみいだすことってありませんか?
ガチガチに考えたら分からんことでも
やわい時だと分かるもんなんだな、という話。

弟さん(えりっこの子ども)は
ハイハイの時から機嫌をそこねると
1人になりたがる人でした。

気持ちを落ち着かせて
ひと段落したら出てくる。

気持ちの処理の仕方を知ってる幼児って
スゴイなと感心してました。

これが上手くいかなくなってきたのが
幼稚園に入園してから。

園児たちは1人になるのを許してくれない。
放っておくってことができない。

「大丈夫?」とかまってくる。
これが我慢できない弟さん。

でも「放っておいて」と言えない、
かたまって動けなくなる。

幼稚園に行きたくないってぐずりだす。
園に行ったら楽しそうにしているのに
なぜ行きたがらないのか分からない。

何かしら理由があるのだろうけど
全くわからん私。
わからんなりに弟さんが嫌がってるという
感覚は信じようと思ってた。

園の協力のもといろいろ試し
順調に通えるようになったと思ったら
また行けなくなる、の繰り返しを3年。
この3月に卒園を迎えることに。

2月は登園拒否で全くいかず。
3月に入り職員室登園なら行けるようになった
ある日。

「明日は天気がいいからお弁当を外で食べよう」
という先生の声掛けにノリノリな弟さん。

(保育室に入るのは断固拒否してたけど
外でお弁当は楽しみなんやな。)
ぐらいにしか思ってなかった私。

たまたま友人とLINEをしていた時に
「お弁当食べれるようになって良かったやん。
お外が良かったんかな?」の問いに対し


「閉鎖空間に人が密集していたらムリみたい」
と打ってた私。

この自分が打った一文に衝撃受けたんですね。
閉鎖空間に人が密集してるのがムリ
これやん!これやん!これやん!!

弟さんが何に苦しんでいて何に拒否感を
いだいていたのかやっと分かった瞬間でした。

弟さんエレベーターに乗る前に緊張してた、
電車乗るのをものすごく嫌がってた、

気づいてみれば
アレもこれも嫌がることの共通点が
みるみる出てくる

何があかんのやろう?と真剣に考えていた時には
まったく答えが見つからず、
このまま登園できず小学校にも行かれへんのかも。と思っていたのに。

ゆるゆると友人とLINEしている時に
真相が分かったって何なんこれな感じ。

そういえばコナンくんでも
ゲンタやラン姉ちゃんが隣でボソッと
何気ない一言いったことでコナンくんが
ピーンと閃いて事件解決してたよな、な感覚?

真実はひとつ!ってなぐらい
言葉に出さずとも態度で示してたなーと
今ならわかる。

ほんと凝り固まってるとアカンね。
気持ちも頭もゆるくやわらかく。

ゆるく、やわらかく、が
ココロに余裕のある状態というのかもしれない。

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。



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