2023年のふりかえり/2024年のテーマ
2023年もありがとうございました!
Phnom Toiは日本から世界へ
今年は、森林・里山資源の価値や魅力を高め、多くの人にその恵みを実感してもらえる商品を作り届けるブランドPhnom Toi(プノントイ)が早くも2周年を迎えました。
日本、そしてアメリカへ。来年にはアジア展開も現在検討しています。
これからどのように価値創造していくか
一方で、世界を見渡すと気候変動や生物多様性の問題の深刻さは増しており、国内の里山や森林・林業の課題に対しても、1社で出来ることは大変限られていることをあらためて痛感しました。
これからどのように社会的インパクトを広げいき、価値創造をしていくか。今年の夏頃から新たな事業構想を進めてきました。
カーボンニュートラル、そしてネイチャーポジティブへ
日本には368万もの企業があります。
企業がカーボンニュートラル(温室効果ガス排出の実質ゼロ)に取り組むことが必須となってきていますが、
さらに昨今では、ネイチャーポジティブ(2030年までに生物多様性の損失を止めて回復軌道に乗せ、2050年までに自然を増やし自然共生社会を実現すること)が国際目標として掲げられ、日本でも上場企業を中心に先行して生物多様性のリスク・機会を開示する流れが急速に広まってきました。
日本の企業の99.7%が中小企業ですが、今後遅かれ早かれ生物多様性の対応が求められるようになり、カーボンニュートラルやネイチャーポジティブ対応を含む、環境経営に今後取り組む必要性が高まってきます。
しかしながら、多くの中小企業では、今すぐに取り組むを必要性を実感しづらく、また人的リソースやノウハウ不足により、取り組みが難しい現状があります。
2024年のプノントイが目指すこと
プノントイが目指すことはこれまでと変わらず、
森林・里山の多様な機能(環境保全、健康、文化・レクリエーションなど)を誰もが実感できる商品・ サービスとして広めていき、既存の産業の枠を超えた、自然環境を継承する“関わり手”を増やす
ことです。
この実現のために、
日本の森林・里山の課題解決と、中小企業の環境経営の実現を結びつけていくことが、
プノントイの2024年の大きなテーマになります。
林業・木材業以外の企業でも、森林・里山を活用することが、
・CO2排出のオフセットに
・自社の魅力的な商品・サービス開発、ブランディングに
・環境・社会貢献意識の高い人材の獲得・定着に
などなど、企業にとって多様なプラスの変化を生み出すことに繋げていきたいと思います。
目指す一番星(ミッション)は変わらないですが、山の登り方がこれまでと変わってくる1年間になっていきます。
まずは一緒に里山の魅力を体験しにいきませんか
実現にあたり、まだまだリソースも力も足りず、共に挑戦してくれる仲間を募集しています。
向き合う課題は難しく複雑ではあるのですが、森林・里山についてこれまで知らなかった、馴染みがなかった人にこそ、関わっていただけると嬉しいです。
まずは週末に、関東近郊の里山にフィールドワークに行くことから、ぜひご一緒しませんか。
(遠方の方/ご一緒に里山に行くのが難しい方は、まずオンラインでゆるくお話ししましょう!)
森の中で深呼吸したり、歩いたり、そこで生業を営む人のお話を聞いたり、季節の自然の実りを味わったりしながら、ビジョンをどうやって実現していけるか、ディスカッションしていきたいです。
まずは里山にどんな魅力があるのか、ぜひ体感してもらいたいです!!
少しでも興味あるかも?という方へ
吉成に「活動に興味あります!」の一言でもいいので、DMください!
来年もどうぞよろしくお願いいたします!
▼森林・里山の新たな価値を作り届けるライフスタイルブランドPhnom Toi(プノントイ) のサイトはこちら
よろしければサポートお願いします!いただいたサポートは里山のフィールドワーク⛰️に使わせていただきます!