なかやまえりか、noteをはじめる。

なかやまえりか　と申します。

最近日記を書かなくなったなぁと思っていたのですが、実はそれは自分で始めたことでした。私にはブログジャンキーだった時代があり、その日に感じたこととか、モヤモヤする気持ちを作品にしたためていたのですが、どうも私はそれに満足してしまっているのではないか？なんて思い始めてしまったのでした。

読んでもらったことがすぐにわかるブログに私は快楽を感じていました（衝動を出した時のなんとも言えない解放感が好きでした）。特にフィルムで撮った写真を載せることが大好物の遊びでした。

申し遅れましたが、映画の脚本を書く人間です。

元はといえば、好きな小説を映像化したい！という衝動で、高校教師をやめお芝居をすることからスタートした人間です。コンプレックスの塊が動いてるような人間で、記憶が定着しない脳みそと戦っていたりとか、放った言葉が空っぽだとか、挙げればキリがないのですが。

追い詰められた時に出すとてつもないものが喜んでもらえたりなんかして、それは意図せず出てしまったものだったりするのですが、コイツはなんかある。と、得体の知れないものを触りたがる人には楽しんで頂ける、綱渡りのような人生だと思っています。

芝居を始めて5年後に脚本を書き始めました。細部から構成に上がっていくという書き方でした。登場人物を決め、細部の会話から書き始め、動かし、結果物語が出来上がる。やはり得体の知れない書き方だと思われます。

15年くらい私はそろばんの先生をやっていました。この性格・この家庭環境・友人と本人の言葉の使い方と距離感・笑い方、客観的にたくさん見てきたという経験がここで生かされるのか！と、いつかお話するであろう私の青春時代の数奇な運命が初めて納得されるものでした。

フィルムで写真を撮ることが趣味です。青という色と赤という色にたまらなく好きです。映像に映ったものがです。画面の中におさめられた、映ったものを見ると、心がふわっと動きます。微小な動きですが、常に起こる現象です。＝好き。

どうして小説で読むだけじゃだめなの？とよく聞かれます。

ええええ。頭の中だけでは飽き足らず。「実際に観たい！」のです。

マラソンのような作業です。長い時間をかけて、練って練って、何稿も重ねて書き上げていくのです。体力仕事です。ブログジャンキーだった私は、こんなにすぐ満足してはいけないのではないか？と、思うようになるわけです。だから、ブログを書くことを一旦やめてみようと。

昨日の朝まで徹夜で書き物をしておりました。構成のおもしろさを追求したく、猛烈に頭を使え！と、メレンゲをお腹いっぱい食べカロリー爆弾を爆発させました。全然納得のいくものではないのですが、最後まで書き上げたということが、何かに勝利した気になって・・。何回もハイが訪れ、「まじムリ！出来ない！つまんない！」と、もうどうにでもなれ！となっては、書き続けるの繰り返しでした。

先は長いですし。体力が落ちたなぁ。時間がないなぁ。健忘に拍車がかかったなぁ。そんなのは、全て言い訳とわかっていても、闘っていたことには変わりなく、一旦、見つめ直そう。と、久しぶりに自分のことを書いておきたいと思い、noteに手を出したのでした。

芝居を始めて10年目、今年の夏。私は初めて「映画監督」をしました。いやぁ〜！いやぁ〜！！！なんだこの体力仕事！！！

撮影を終えゴールテープを切ったと思いきや、あれ、これは、ゴールテープではないのでは？！まだ走り続けることをしなくては？！と、ふわぁ〜と妄想のゴールテープが消え去り、のろのろと歩いていたここ半月。からの昨日の猛ダッシュでの仕上げ、からの、やることやることやることやること。暑い中の外作業もありHPが削がれ、立て続けに起こる、やることやることやること。死む。

と。昨日の朝、書き物を終え、振り返ったのです。

なんと、不逞なことをしていたか。と。あんたの体力がないことなんか、なんだ！と。周りの人への誠意はどうした？！と、猛省したわけです。勘違いされても、疲れたし、バカなフリをしていればいいか。と。言い訳が嫌いだからというのもあるけれど、そんなラクなことをしていていいのか？！と、そちらも猛省しました。

体力を削がないように頭を使うべきです。美味しいご飯と、カロリー爆弾を摂取すべきです。みなさん、ごめんなさい。そしてありがとう。

ということで体力づくりを兼ねて、

なかやまえりか、noteをはじめます。

気が向いた時にでも遊びに来てください。

なかやまえりか