見出し画像

ママも赤ちゃんもセロトニン(ハッピーホルモン)をふやせる5つの方法

ママになるって幸せなこと。
そう思っていたのに産後の睡眠不足、慣れない育児、気がついたら周りにイライラ、ガルガルしてしまっていることありませんか?

わたしもそうでした。気がついたら涙がでている、イライラし夫や母にあったてしまい、なんて自分は酷いんだと落ち込む。
看護師なのである程度の知識がある私でも、産後のホルモンバランスの乱れによるマタニティーブルーズ(出産後におこる不安症)はとても辛いものでした。(マタニティーブルーが一般的ですが正式名称はマタニティーブルーズ)

誰にでも起こりうるマタニティーブルーズ

マタニティーブルーズが起こりやすい時期はご存知ですか?
多くは産後1ヶ月の間に30〜50%の女性が経験すると言われています。
また、メンタル面の不調だけでなく、不眠・倦怠感・頭痛などの身体的な症状を呈する場合もあります。

そして、精神的な不調は個人で感じ方が全く違ってくるものです。
産後1年はマタニティーブルーズが起こるかもと思っていてもいいくらいなのです。
(マタニティーブルーズによる不調が3週間以上続く場合は、産後うつの可能性もあるので1度医師に相談してみてくださいね。)


こんなにマタニティーブルーズになる人が多いなんて驚きませんか?
それなのに原因は未だ解明されていないのです。
とはいえ、産後の女性ホルモンの大幅な変動、環境の変化、出産・育児による睡眠不足などが関与していると言われています。

マタニティーブルーズを少しでも楽にする解決策は
思いを口にする、十分な睡眠をとる、誰かに相談をするなどなどあります。
そのなかでも、私のオススメはセロトニン(ハッピーホルモン)の分泌を増やすです!

セロトニン(ハッピーホルモン)ってなに?​

脳内の神経伝達物質の一つで、ドパミン(喜び・快楽など)・ノルアドレナリン(恐怖・驚きなど)、自律神経のバランスを調節し、精神を安定させる働きをしています。
セロトニンは安心感、幸福感を感じさせ、心身をリラックスさせます。
ゆえにハッピーホルモン(幸せホルモン)といわれているのです。

セロトニンが低下すると、ドパミン・ノルアドレナリンのコントロールが不安定になり、不安やうつ、パニック障害などの精神の異常を引き起こすといわれています。

そして、近年セロトニンの低下に女性ホルモンの分泌の減少が関係していることが判明しました。セロトニンは女性ホルモンであるエストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌と連動し、感情の調節に関わっているのです。
エストロゲンが減少する生理前に、イライラしたり、憂鬱になったりしませんか?セロトニンの分泌も合わせて減少しているのが原因なんです。

出産後は分泌ゼロに

妊娠中は胎盤から分泌されていたエストロゲンは、出産後、胎盤が剥がれ落ちると、ほぼゼロの状態になります。
また、プロラクチン(乳腺刺激ホルモン)の分泌で母乳が作られると、エストロゲンの分泌がおさえられるのです。

ってことは・・・マタニティーブルーズや産後うつになる、そうでなくても落ち込みやすかったり、イライラしたり、攻撃的になったり。
セロトニンの分泌の低下が深く関わっているということです!!!

セロトニンの分泌が少ないからしかたがないのか・・・と諦めないでください!

ここからが本題!!セロトニンの分泌を増やす5つの方法を紹介します。

セロトニン(ハッピーホルモン)を増やす5つの方法


ここから先は

2,220字 / 2画像

¥ 580

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?