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女であること

閲覧いただきありがとうございます。eriです。

今回は生理のお話を含みます。苦手な方は閲覧をお控えください。

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今、私はパートナーシップについてオンライン上で学んでいます。

そこで学んだ『女性性』のお話を書きたいと思います。


自分らしくいられなかった幼少期

どうやら、私は生まれ持った性質や思考が男性寄り。なのに、肉体上の性別は女性という、ややハードモードで生きることを選んで生まれたよう。そして、第2子ということもあり、女の子らしいものはほぼ姉にあてがわれていました。おかげで、子供の頃から「女らしさ」というものに拒否反応を示し、それを周りのせいにしながら成長してきました。そのほかにも色々あった結果、小学校高学年頃から自分自身を出すとダメなんだと思い込み、自分らしさを隠し通して生きてきました。

これが、私の生きずらさにつながっていました。

そんな私は中学校1年生の時に初潮を迎えます。お腹が痛くて冷や汗が止まらず、顔面蒼白になりながら部活に出席して、厳しく休むことをあまり許してくれない顧問の先生が私を見て「帰れ」と言ったのが忘れられません。姉が初潮を迎えた際に、トラブルがあったため特に祝われることもなく、「女になったんだな。」と淡々と終わりました。

それ以降、生理が順調に来たためしがなく、生理痛があるのが当たり前でした。

看護師として交代勤務を行うようになり、余計に生理不順に拍車がかかり、低用量ピルを使用していたこともあります。

『私は機能上の女性としてはポンコツなんだ。姉も色々あったから遺伝的にしょうがないのかもしれない。』と薬に頼りきっていました。

その後、結婚、妊娠出産を経て、2児の母となりました。

『ポンコツだった私も2人も子供を産めた。こんなポンコツから出てきた子供もちゃんと順調に成長している、良かった。』そう思っていました。

第2子出産後、もう妊娠を望んでいないこと、産後は整うと言われている生理が整わないことを期に、再び低用量ピルの処方を受けに婦人科を受診しました。その時「そんなに生理が不順なのに、よく2人授かりましたね。」と医者に驚かれました。

副作用が出てしまい、低用量ピルを続けるのは危険だと判断され、内服を続けられなくなりました。そこから体質改善に取り組み始め、なんとなく月に1回、周期はまちまち、排卵などのリズムは全くわからずという状態でしたが、生理が来るようになり、それで安心していました。

そして今に至ります。


女らしくあることを否定した結果

私の中の『女らしい』のイメージは、

かわいい、きれい、化粧や美容に興味関心を寄せ、意識高く体型維持に努め、ハート、キラキラ、ふわふわが好きで、映えを意識していて、いつも集団でいるのを好む・・・

こんなイメージでした。

そして、『自分には当てはまらないから、私は女らしくないんだ。』

そう思っていました。

また、女であることは波があること、ホルモンバランス上波があるのは当たり前。

それも受け入れられず『生理で体調が悪いのは病気じゃないし。』そう思っていました。

つまり、女性らしく居ることを否定し、女性特有のホルモンバランスから起こる生理を否定していた結果、潜在意識が生理不順であることを自ら招いていたのです。


私が思う女らしさ

これは、私が思う女らしさが自分に合っていなかったことと、自分の肉体がもつ機能を受け入れられていなかったから生じた結果なので、やるべきことは、自分に合う女らしいイメージの書き換えと、自分の女性という性別を受け入れること。

シンプルでスタイリッシュなものが好きで、一人でいるのが好きで、表面を飾るよりは本質を磨きたい、そんな価値観を持っている私も充分、女らしいよね。

そして、月に1回起こる生理を受け入れよう。心にも体調にも波があるのはしょうがないこと。自分をちゃんといたわること、自分の体調にもちゃんと目を向けることをしよう。

そう思えたら、女性である喜びを受け取れるようになりました。

すると、生理周期が初めて整いました。まだまだ日が浅いのでなんとも言えませんが、きっと潜在意識は書き換えられているので効果として現れたんじゃないかなと思います。体質改善の意も込めて布ナプキンにも挑戦中です。


今の世の中、男性と同じようにあることが求められているなと感じることが多いですが、女性である以上、生理があるのは避けられないこと。女性が、女性である喜びを感じ、男性になろうとすることなく生きることが出来る社会になればいいなぁと思います。

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