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コロナ直撃のフリーランス司会者として、素直に感じている反省と希望を残します。

2020年5月~7月までの間に

結婚式を決行するカップルは、全体の1割。

8月は2割、9月は3割、10月は4割と、それは少しずつ増えていきます。

2021年に延期される方が多い事から

現状で来年の秋頃まで、ご依頼をいただいています。

今はまさに、休止期間。

こんなにマイクを持たなかった事は

10年ぶり…

とはいえ、この状況の中で

いくらお仕事がしたいからとはいえ

みんな!結婚式はいいものだよ!

イベントは楽しいよ!今まで通りやろうよ!

とは、どうも言う気になれません。


何か別の方法はないかなって

ひたすら考えています。


普段お世話になっている

イベント会場や式場さん。

この逆風の中、自分たちも苦しいのに

精一杯お客様に寄り添い

今、必死に踏ん張ってくださっている方々に

今日も足を向けては眠れません。


様々な形はあれど

人を笑顔にする、という価値を

長年かけて真剣に届けてこられた方々が

今、必死に戦っていらっしゃいます。


一旦自粛は明けましたが
  
第二波の到来は確実と言われており

まだまだ楽観視できない状況。


誰もが今

アフターコロナに向けて模索し

今を生き延びるために

試行錯誤しているのだと思います。


1人の司会者として

今ほど、無力感を感じた事はありませんし

1人のフリーランサーとして

これ以上の逆境は未だかつて経験したことがありません

1人の人として

これほどまでに、今までとこれからについて、自問自答した事も、なかったように思います。


大切な人達のために、もっと出来る事がないんだろうか…本当に、無力で。


そんな中にあっても

オンライン教材のナレーションや

バーチャル会議の進行

動画配信用のインタビュアーなど

司会のお仕事としては

様々な可能性があることも事実。


お教えしている

フリーランス司会者養成講座も

この講座自体を

世に出す事が、正しい事なのか

悩みに悩みましたが

これからデビューする司会者さんにとっては

イベントの一時的なバブル期にスタートダッシュをきれる
これまでのスタイルに固執することなく新しい時代に順応できる

という状況が、チャンスだったりもします。

他にも

イベントや結婚式の少人数化に伴い、シンプルな会であれば、司会者がプロデュースから請け負うことで、お客様の経済的な負担の軽減に貢献できる

というような、新たな価値や需要があります。

司会のスキルをもってして

幸せな働き方ができる

その事を、私自身がなんとしてでも体現していこうと

私なりのささやかな使命感で

未来の司会者さんにバトンを繋ぐべく

匍匐前進しているところです。

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https://andstory.jp/mctobe

そして、この状況の中でも

今まで通り宴会を楽しめる方法は無いものかと

例えば、透明のフェイスシールドにひげやリップのシールを貼ったり

テーブル上に置ける飛沫防止のパーテーションが発明されたり


様々なアイディアが生まれ続けていて

過去でもなく未来でもなく「今」を守るために

できることを発信し続ける方々に

頭が下がる思いでいます。


大規模イベントも

これまで通りの披露宴も

決して無くなるものではなく

それどころか、進化し続ける。

 

どれほど、お客様の選択肢が増えていくんだろう。

きっと、良い変化しか起こらないと思います。

というよりも、本当に求められたものしか

残ることができない時代だと思います。


新しい時代を楽しみ

一司会者としてご提供できるものは

微力ながら、どんどん世に出していこう…

少し、ワクワクもしています。


今、これまでできなかった宿題を

一気にこなしているようで

寝る間も惜しんでパソコンに向かっています。(嘘です、寝ています)


こんなにブログを書いたこともなかったし

SNSを楽しいと思った事も初めてかもしれません。

ずっと渋っていたYouTubeも、重い腰をあげました。

今これを読んでくださる優しいあなたに

ささやかな想いを伝える事ができただけで

とても幸せです。

新事業の企画書も、やっと手を付けられました。

オンライン教材のアイディアは

まさに降るように湧いてきて

全てを文字化するスピードが追いつかず

気持ち悪いほどです。


一応、持続化補助金の対象者だと思いますが

時間がもったいなくて

未だ申請できていません。


もしいただいたとしても

必ず国にお返しするつもりで働こうと

そんな事を、案外本気で考えていたりします。


オンラインは

経験した事がある方も多いと思いますが

1人で黙々と取り組む部分が大きいので

時々、心が路頭に迷う事があります。

時間と想いと、少々のお金をかけて

何をしてるんだろう

どこに行くんだろう

誰に届くんだろう・・と

漠然とした不安につまされるのです。


だけど、きっとあなたと繋がれると

ささやかな希望を胸に

今日も文を書いています。


そして時々、誰かが

ふと気にかけてくれる言葉

優しい思いやり

ただ、つながっていてくれる事。

ただ、見ていてもくれる事に

心底ホッとしたり。


自分の気持ちを

ありがとうと受け取ってもらう事も

笑っている顔を見る事も

こんなに嬉しい気持ちになるんだと

改めて気が付いたり。


一番大好きな人と、毎日一緒にいられる事も

決して当たり前ではないのだと

普段の日常を愛おしく感じたりもしています。


未来に必ず

あの時、頑張ってよかった

と言える日が


私たち一人ひとりに訪れますように。 


私はまだまだ

喜んで足掻いてみます。


大好きなことを追求し

手放すものは、するすると手放し。


「明日死ぬように生きる」という体感を


これほどまでに得やすい時間は、ないのかも。なんて考えています。


何もそれは大袈裟な事ではなく、今目の前にある大切なものを

大切なんだと、気が付くだけ。

気が付けたら、味わうだけ。

大切な人に大切だと、それは伝えれば、伝わるという事。


そういうささやかな日常の中に、最大限の幸せが、潜んでいる気がしています。


取捨選択する自由を

私たちは与えられました。


その事を、享受しようと思います。


ここまでお読みくださったことに

心からの感謝を。

本当にありがとうございます。

どうかお互いに

満ち足りて幸せでありますように。


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