帝国トンボ最新作「毒蛇はキスできない」作品紹介⑤
はじめに
帝国トンボのnoteをご覧いただきありがとうございます。帝国トンボの広報を担当しております成林ジン(ナリバヤシ-)と技術スタッフのしろたろうです。
「毒蛇はキスできない。」に登場する記者、横溝耕助、松本禎子の記事はいかがでしたか?
本記事は 「毒蛇はキスできない。」に登場する記者、小栗ハタエによるコラム記事の最終回でございます。
前回をご覧になっていない方はこちらからどうぞ。
日本初めての探偵事務所
日本で初めての私立探偵事務所は、明治28年(1895年)、東京日本橋に設立された「岩井三事務所」だと言われています。刑事だった岩井三郎が30歳で退官した後に設立したそうです。
また、岩井三郎事務所は日本初の女性探偵を2人も輩出したと言われています。内偵調査が得意だった天野光子と、英仏中の三ヶ国語を話すことのできた芹沢雅子の2人です。
岩井三郎事務所では、浮気調査や結婚調査のほかにも政治・経済事件や刑事事件まで扱っていて、所謂私たちが“探偵”と聞いて想像できるような業務内容だったようですね。
昔から現代までの探偵業務
現代の探偵の業務は大きく分けて調査業務、仲裁・介入業務、助言・護衛・手助け業務3種類の業務に分けられます。
調査業務は不倫調査や不動産関係の調査、企業調査などがあります。その中でも特に男女関係に関するトラブルや身辺調査が大半を占めていて、不倫や浮気の調査が7割近くを占めているそうです。
仲裁・介入業務は住民トラブルや嫌がらせ等の仲裁に携わる業務です。但し、警察や公安関係者のような行動はとれず、あくまで第3者からの視点から解決を目指します。
助言・護衛・手助け業務は債務債権関係等、金銭面でのアドバイスや信用調査の結果に基づいた助言というのがあります。トラブルが起こった際、解決に導き、手助けや法的なアドバイスをしてくれます。
昔の探偵の業務は現代とほとんど変わりません。昔の探偵も浮気調査等を行っていましたが、第二次世界大戦後は戦争によって行方不明になった親族、隣人、債務者を探したり、記録が消失してしまった土地の権利関係を調べる仕事をしていました。その後、企業の信用調査や採用調査等を請け負うことが多くなっていきました。
時代により業務内容は若干違えど、“探偵”という職業は、今も昔も大きくは変わっていないようですね。
おわりに
今回は、帝国トンボ最新作「毒蛇はキスできない。」より探偵業についてご紹介させていただきました。
現在、公開に向けて鋭意製作中でございます。特報も公開されておりますので是非ご覧くださ い。
今作も、今までの作品同様に見どころが沢山詰まっておりますので、是非楽しみにお待ちくださいね。
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では、またお会いしましょう。左様なら。
(記事執筆:帝国トンボ 総務科 成林ジン・技術科 しろたろう、冒頭モキュメンタリー執筆:初瀬川タイキ)
※冒頭のインタビュー記事は、弊団の作品広報企画の一環である、モキュメンタリー記事であり、フィクションです。実在の地名や団体、人物とは関係ございません
【出典】
・【訪問取材】大手有名探偵社レポート おすすめガイド2024|興信所ランキング・浮気調査・家出「日本の探偵・興信所業界の歴史|明治時代の端緒から大正・昭和・平成の探偵業法・令和まで」https://hauseworks.com/history/
・キャリアガーデン「探偵の仕事とは? わかりやすく仕事内容を紹介」 https://careergarden.jp/tantei/work/